文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
「日経新聞を読みこなせたら、仕事や家計管理がうまくいくのに」と思ったことはありませんか。しかし、いざ読み始めてみると、「難しくて長続きしない」という声もよく聞かれます。

じつはガイド石原も、文学部出身の全くの経済オンチでした。ところが今では、楽しく経済記事を読んでいます。そこで、挫折せずに楽しく日経新聞を読むコツを、4回にわたってお届けしています。2回目は、<仕事・生活編>です。

<INDEX>
日経新聞、読めると仕事がデキる?(1P目)
読む時間がない、の言い訳をしなくなる読み方(2P目)
さらに読む時間をコンパクトにするには(2P目)
ニュースを自分の言葉で語れ(2P目)
お気に入りコーナーを見つけると楽しい(3P目)

日経新聞、読めると仕事がデキる?

プレゼン
日経新聞を読み続けると自信がつき、仕事もランクアップ!
前回記事、挫折しない日経新聞の読み方<資産運用編>でお伝えしたとおり、日経新聞は漠然と読んでいたら得られるものは何もありません。日経ビギナーの誰もが感じるとおり、難しくて三日坊主になるのが関の山です。日経新聞の朝刊1日分は、新書2冊分の文字量。資産運用の場合も、仕事や生活に活かしたい場合でも、紙面全部を毎日読もうと思わないことが、挫折しない読み方の最大のコツです。

金融業界に勤務しているなど、より専門的に日経新聞を読む方は別として、仕事や家計管理などの生活に活かす場合のポイントは、漠然と「日経を読めるようになりたい」ではなく、改めて、「自分は何のために日経新聞を読んでいるのか」をはっきりさせることです。

経済情報が仕事や生活に役立つのはもちろんですが、日経新聞を毎日読む向上心が自分をワンランクアップさせ、仕事や生活に良い影響を与えることと思います。新聞を毎日読み続けると、思考回路まで変わってくるから不思議です。

新聞記事は、まずリード(最初の段落)で、記事全体の言いたいことをコンパクトにまとめています。しかも結論が最初にあり、その後に、背景、理由、影響などが来る構成です。自分の会話にもこの順番を取り入れてみてはいかがでしょうか?まず結論を言う、そういう人の話は聞きやすいものです。

ところで、日経ビギナーの方は「どんな情報収集をしたら仕事や生活に活かせるか」より意識すべきポイントがあります。ひとつは「続けること」、そして「ニュースを自分の言葉で語れるようになること」です。次のページで、この2点に絞って読み方のヒントをお伝えしましょう。