つくばエクスプレス
つくば市の期待を載せて130km/hで走る!
つくば市長による平成17年度の市政運営の所信表明では、つくばエクスプレスの開通で、つくば市内に少しでも多くの経済効果をもたらすことができるように、企業や大学、研究機関にも連携協力を得ながら創意工夫をし、各種政策を展開して行くと語っています。つくばエクスプレス開通に伴う経済波及効果は、20兆円を超えると試算されていますが、終点駅であるつくば駅を含め4つの駅を擁するつくば市の力の入れようは他の自治体の群を抜いています。

そもそもつくば市には官民含め多数の研究所があり、市民の知的レベルは非常に高く、IQ日本一の小学校もつくば市にあります。既に世界有数の頭脳都市であり、市民の生活文化意識も高く、豊かな自然と都会生活が同時に存在するところです。そこでつくば市では鉄道開通をきっかけに、「つくばスタイル」というコンセプトを掲げ、活性化に取り組んでいます。

あこがれの!?つくばスタイル

つくばスタイルとは、多くの人々にあこがれ、住んでみたいと思われるような暮らし方の提案をアピールし、それをブランド化するまちづくりのことです。未だ残っている自然を活用することで、スローライフを取り入れたまちを実現させ、都心に近い粋な田園生活を推奨します。タレントの片岡鶴太郎さんが「つくばスタイル」の郊外住宅をデザインしたり、ポケモンが里山を案内する「ポケモン・キッズ・ガーデン」などが計画されています。

つくばスタイルは単なる田舎暮らしではなく、自然、マルチメディア、知的文化交流を大切にし、都会と自然の調和を重んじた質の高い生活スタイルを目指しています。

つくば市の新エネルギー

つくば市発表の「構造改革特別区域計画」によると、交通インフラ整備をきっかけとして、新エネルギーの導入という点でも新時代の地域作りに取り組んでいます。それは「環境負荷の少ない地域形成・人・ものづくり」として、例えば燃料電池の導入や太陽光発電の設置にも積極的です。

【つくば市の新エネルギービジョン(概要)】
・燃料電池導入 2010年までの家庭用燃料電池導入目標3000台
・つくばエクスプレス沿線での土地区画整理事業を関連事業として位置づけ、「つくば市住宅用太陽光発電システム設置補助制度」をはじめとする導入促進事業を関連事業として位置づけ(他に、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電、電力貯蔵その他の新エネルギー・省エネルギーにかかる活動促進)
・特に、葛城地区の5%以上(400戸以上)の燃料電池導入を2019年までには実現目標

開発中
急速にすすむ宅地開発。太陽光発電住宅が続々と・・・
そのための「住宅用太陽光発電システム設置補助制度」も設けられており、つくば市内に居住または居住する予定者で住宅用太陽光発電システムを今後新たに設置を予定し、年度内(平成18年3月20日まで)に電力会社と契約を結ぶ人には、太陽電池出力1キロワット当たり6万円(1件当たりの上限は18万円)の補助がつくば市から受けられます。

新エネルギービジョンでは、2010年までに約100億円(うち、燃料電池関連30億円)の直接経済効果をつくば市は目標としています。経済面だけでなく、社会効果としては、環境関連市場の全国に先駆けた開拓として、新エネルギー分野の実用化をリードする企業等の研究開発の活発化をアピールできる点でしょう。

住民一人当たりの公園面積、つくばは東京の2倍?

つくば市はとにかく公園が多い街です。東京ドーム約16個分の大きさの「洞峰公園」をはじめ、住宅街のちょっとしたスペースにも「近隣公園」と名づけられた小さな公園があります。かくいうガイドの私も、高校時代の部活動では近隣公園でトレーニングをしていました。

住環境のすぐそばに公園があるため、子供がのびのびと遊ぶこともできます。平成15年のデータでは、住民一人あたりの公園面積は東京都の3.38平方メートルに対しつくば市は8.44平方メートルで2倍以上となっています。

経済効果といえば、土地の価格。つくばの地価は値上がりしたのでしょうか?次のページでご紹介しましょう。