現在ある事件がヨーロッパ中の新聞やテレビを賑わせています。その事件とは、事件当時3歳の小さな女の子であるマデリン・マクカーンちゃんが、5月3日に宿泊先のホテルから突然失踪してしまった事件です。

【CONTENTS】
事件の経過(1P目)
加熱するメディアの報道(1P目)
これまでの捜査の展開(2P目)
両親者が容疑者に?!急展開の9月(2P目)
今後はどうなっていくのか?(3P目)
ジョンベネちゃん殺害事件とよく似た事件(3P目)

事件の経過

ポルトガルの地図
ポルトガル南部の地図。プライアダルスは、南西部にあるビーチだ。
まずマデリンちゃん一家の背景からお話しますと、マデリンちゃんはイギリス中部にあるレスターで両親とも医師の家庭に生まれた女の子です。両親の名前は、父親がジェリーさん、母親がケイトさんです。マデリンちゃんは長女ですが、1年後には双子の弟と妹が生まれていました。この5人家族で平和に暮らしていた一家は、5月頭にポルトガルのリゾート地であるプライアダルスに休暇に来たのです。

そこで事件が起こりました。5月3日の夜、両親は3人の子供たちをホテルの部屋に残したまま、食事に出ました。なんとその時、部屋の鍵はかけていなかったと言われています! その部屋は1階にあった部屋なので、それでは容易に部屋に入ることができます。そして10時頃に部屋に戻ってきたとき、マデリンちゃんの姿は部屋から消えていたのです。

消えていたのはマデリンちゃんだけで、弟と妹は部屋に残されていました。そして部屋の窓と扉は開いていたということです。

加熱するメディアの報道

事件後両親は直ちに地元警察に届け、捜査が始まりました。普通の失踪・誘拐事件なら地元新聞でちょっと報道されるだけなのですが、この事件は違いました。事件が起こったポルトガル国内だけではなく、ヨーロッパ中、いや世界中のメディアが注目することになったのです。

ここまでメディアの注目が拡大した理由としては、まず1つにマデリンちゃんの家庭が両親共医師である名家であること。さらに裕福な家庭であることがあります。両親はその財力を利用して、大々的にこの事件への協力を呼びかけました。自身でブログを立ち上げて募金を呼びかけるくらいなら珍しくないですが、それ以外にもYoutubeにビデオを載せたり、自作のポスターをたくさんの言葉で作っていろいろな国に配布したりしています。

そしてヨーロッパの著名人たちが、次々のこの事件に協力して、情報提供に賞金をかけてくれるようになりました。例えば世界的人気ファンタジーシリーズの『パリー・ポッター』の原作者であるJ・K・ローリングさんは、この事件の情報提供者に日本円で1億円以上の懸賞金を掛けています。

またイギリス出身のサッカー選手であるベッカムや他のサッカー界関係者も、テレビや他のマスコミを利用して情報提供を呼びかけています。政界からも財界からも、この事件の情報提供を呼びかけたり、無事を祈って黄色いリボンを胸につけたりする人物が続出しています。

→次ページ。それでは気になる捜査の行方です。