2.再販制度がないと本の価格が高くなる
この点について、なぜそうなるのか詳しい説明はありません。普通に考えれば、再販制度がなくなれば自由競争で書籍の価格は下がるはずです。3.再販制度がないと遠隔地で本の価格が高くなる
これは確かに嘘ではないでしょう。自由競争になれば、競争の少ない遠隔地では高くても売れるので、高値で本が売られることになります。しかしその分都市部では値段が下がりますし、遠隔地の方もオンライン書店で安く買うこともできます。4.再販制度がなくなると本屋さんが減る
これも確かに事実でしょう。競争が激しくなれば、中小の書店は淘汰されていきます。ただしそれも自由競争の結果であって、市場経済では当然のことでもあります。先進国では珍しい再販制度の維持
無条件の再販制度が残っているのは、主要国では日本くらいだ。 |
フランスやドイツではまだありますが、書籍類についてだけであって、CDには適用されません。また書籍類も、期限が決められていてその間に認められているだけです。他でも再販制度がある国はいくつかありますが書籍類についてのみで、CDにまである国は先進国では日本くらいです。
他の国が次々に再販制度を廃止するなか、日本がそれを残しておく理由は何でしょうか? また必要はあるのでしょうか? メーカーや小売業者だけではなく、消費者も考えてみるのがいいのではないでしょうか?
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