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仏大統領選の候補者、誰が親日家?(2ページ目)

次期フランス大統領選の投票日が、来月の4月22日に迫っています。今回は12人の候補者が立候補していますが、その中でもトップを走っていると言われている3人の素顔に迫ってみます。親日的な人物はいるでしょうか?

執筆者:鳥羽 賢

日本のアニメが嫌い!ロワイヤル元環境相

セネガルの地図
ロワイヤル元環境相の出身地ダカールは、パリ=ダカールラリーの終着地として有名だ。
一方トップのサルコジ氏を世論調査で追いかけているのが、フランス初の女性大統領当選を目指す、ロワイヤル元環境相です。ロワイヤル氏は野党の社会党所属ですが、経歴は以下のようになっています。

フルネーム:マリー・セゴレーヌ・ロワイヤル
生年月日:1953年9月22日(53歳)
出身地:セネガルのダカール
両親:地元の両親の間に生まれる、8人兄弟(男5人、女3人)の1人
少女時代:「女に教育はいらない」という考え方の父と対立。その反対を押し切って、大学に進学して政治の道に入る。

学歴:パリ政治学院、国立行政学院卒業

職歴:
1988年 フランスの国会議員に当選、以後現在まで4回当選
1992年 環境相(1993年迄)
1997年 教育副大臣(2000年迄)
2000年 家庭担当副大臣
2001年 家庭担当副大臣(二期目)

閣僚としての政策:暴動を起こすような若者に厳しく、「軍隊で鍛えなおしてもらいなさい」などという発言があった。また同性愛者を擁護し、同性愛を理由とした学校における差別・いじめをなくそうと努力している。

日本への姿勢:日本のアニメや漫画は世界中で人気で、フランスでも例外ではなく多くが出版・放映されている。しかしロワイヤル氏は、「日本の漫画は暴力的」とそれを批判し、日本アニメを排斥しようとした。実際にはそれは成功せず、日本のアニメはヨーロッパでもさらに普及している。また、日本を男尊女卑社会と批判している。

→そしてこの2人が争っている隙をついて台頭してきたバイル議長とは…?
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