(2002.06.30)

1ページ目 【「イギリス」という国は、どこにもない!】
2ページ目 【「連合王国」ができるまで】
3ページ目 【「連合王国」は解体するのか?】


【「イギリス」という国は、どこにもない!】
あるのはイングランド+スコットランド+アイルランドの「連合王国」


W杯もいよいよ終了。なんか祭りのあとみたいで寂しい気分ですね。今回のW杯、おしくもブラジルに負けてしまいましたが貴公子ベッカム擁するイングランドチーム、そうとう人気ありました。赤十字のイングランド旗が印象的でした。

・・・と、そこで思うのが、「イングランド」ってどこだ? ということです。もちろん中学一年生の英語で「England」は「イギリス」、「English」は「イギリス人、または英語」と教えられるので、「イングランド」=「イギリス」、と思っている人も多いと思いますが。

ならなぜ、W杯ではイギリスの国旗「ユニオンジャック」ではなくあの赤十字の旗がはためいていたのでしょうか??

そうです。「イングランド」=「イギリス」ではないのですね。イングランドはスコットランド、北アイルランドとともに「ユナイテッド=キングダム(UK)」=「連合王国」を構成している国の1つ、なのです。

われわれが「イギリス」と呼んでいる「連合王国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国、というほうが正確。グレートブリテンとはぞくにいう「イギリス島」のことですね。)」の旗、ユニオン=ジャック(Union Jack)はイングランド・スコットランド・北アイルランドの3つの国の旗が合成されてできたものなのです。



じゃあ、スコットランドや北アイルランドは今どういった立ち場なのか? そして、さらに連合王国にはもう1つ、かくされた「国」があるといいます。次のページで、そのへんくわしく解説していきましょう。