入園・入学前には、交通ルールの確認を忘れずに! |
そんな事故現場の数々を目の当たりにして、交通事故に対して、改めて気を引き締めて注意しなければと思っていた矢先、タレントの風見しんごさんの娘さんが交通事故死という悲しいニュースがテレビから飛び込んできました。こういうニュースを耳にすると、同じ子を持つ親としては、まったく他人ごととは思えず、胸がつぶれる思いがします。
今回の事故では、歩行者とドライバー、双方青信号を守っていたにもかかわらずの事故でしたが、以前友人が言っていた「子どもって免許がないから、内輪差・外輪差なんてわからなくて、ヒヤッとする時があるのよね」という言葉を思い出しました。歩行者信号が青でも、右折車両の信号も青という事実を知識として持っている子どもは、それほど多くはないのではないでしょうか。入園・入学の季節はもうすぐです。入園・入学前には「交通ルールの再確認」も忘れずに行いたいものです。
そこで、遊びながら楽しく交通ルールを身につけることができる「交通公園」情報をお届けします!
オススメの交通公園をご紹介!
交通公園では、ゴーカートやミニSLなども楽しめます |
JR亀有駅から徒歩10分の大谷田南公園内にある交通公園は入場無料。しかも、貸し出し無料の足踏みゴーカートと補助輪付き自転車のレンタルがあり、実際の道路を模し、信号や横断歩道が設置された敷地内を走ることができるようになっています。ミニ新幹線も人気で、こちらも幼児は無料で乗ることができます。
■大泉交通公園(練馬区)
西武池袋線保谷駅から徒歩10分の場所にある交通公園。とても管理が行き届いた公園なので、子どもを安心して遊ばせることができます。また、武蔵野の面影を残す木々や季節の花々などがあり、祖父母との三世代レジャーにも最適です。
■杉並児童交通公園(杉並区)
団体が対象ながら、時に専属指導員による交通安全教室なども開催されている本格的な交通公園。自転車などの貸し出し台数が多い点も嬉しい限り。D51(機関車)の静態保存車両などもあるため、子鉄っちゃん(子ども鉄道マニア)にも嬉しい公園です。
■今井児童交通公園(江戸川区)
信号機・交通標識などがある本格的なコースを有するほか、地上4メートルの場所を走るレインボーサイクルも人気で、遊び場としての魅力もたっぷりです。
■辻堂海浜公園(神奈川)
子鉄っちゃんにオススメの公園。本格的なコースがあるほか、小田急車両の静態保存、そして併設の交通展示館では鉄道ジオラマ模型も楽しめます。スカイサイクルや変わりダネ自転車など、親子で楽しい公園です。
■安全運転中央研修所附属交通公園(ひたちなか市)
都心からは少し遠いのですが、遠出してまで行く価値のある交通公園。ボランティアなどで、子どもに交通指導を行う人のための研修も実施している点も見逃せませんが、広い園内で本格的なゴーカート・ミニSL・自転車などで遊べるほか、交通安全を学ぶ場も広くて本格的。低料金なのも嬉しい限り。
■大宮交通公園(京都)
関西の交通公園の雄といえばこちら。人形劇やビデオなどを使い、子どもの年齢に合わせてわかりやすく工夫された交通安全教室が開催されているほか、広い園内の本格的なコースで楽しく交通ルールを身につけることができます。
■高知県立交通安全こどもセンター(高知)
インターネット上でも、交通安全に関する情報を提供してくれています。特に「交通安全いろいろばなし」や職員によるブログなど、大人が読んでも思わず「へっー!」と、感心してしまう情報が掲載されています。
以上、楽しみながら親子で交通安全を意識してみてください!
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