この夏は「落語」で決まり!
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子どもたちの間で寿限無を覚えることがちょっとしたブームになったり、落語を題材とした異色のドラマ「タイガー&ドラゴン」が話題になったりと、世はちょっとした「落語」ブームです。このブームに乗って、一度、子どもに生の落語を見せてやりたい! と思っているパパやママも多いと思いますが、実際にどこに行けば見られるのか、子連れで見に行っても大丈夫なのかと、いろいろ疑問に思う点も多いもの。そこで親子で安心、楽しく見られる「落語鑑賞法」を徹底紹介します!
「寄席」に行ってみよう!
落語だけではなく、漫才や神楽など、いろいろな芸を楽しむことができる「寄席」 |
この他に一人の落語家が、じっくりと噺を聞かせる「独演会」や、人気落語家が何人か集まり、劇場などで開催される「ホール落語」などがありますが、子どもには10~15分で噺が完結し、曲芸などの色物も挟まっている「寄席」の方が気軽に行ける場所だといえそうです。
子どものための「落語」スポットに行こう!
「親子で楽しむ落語会」を開催する三遊亭好太郎師匠<phot by noriyuki ito> |
また、周囲に気兼ねせずに子連れで落語を楽しみたい! というファミリーなら、ワッハ上方のように、独立した「親子席」がある施設を利用してはいかが? 「親子席」は全部で5席。ガラス張りになっているため”ライブ感”には少々欠けるかもしれませんが、「子どもが騒ぎ出したらどうしよう」という思いからは開放されるでしょう。また、同施設では小学生も受講できる「お笑い体験教室」も開催されているので要注目です。そして、定期的に「おやこよせ」を開催しているのは、上方落語の桂文我師匠。文我師匠の「おやこよせ」は、親子で一緒に行っても、大人と子どもは離れて座って鑑賞します。また、未就学児は入場できません。さらに、保育園や学校、そして仲良しグループなどで落語家を呼んでしまうという方法もあります。落語や桂伸治オフィシャルサイトなどでは、具体的な方法や料金などが詳しく解説されています。
そしてこの夏休みイチオシなのは、落語、マジック、紙切りなどの芸を集め、子どもたちが気軽に「寄席」の雰囲気を味わえる「親子で楽しむ落語会」です。
●日 時:8月21日(日)17時開場、17時半開演
●場 所:上野広小路亭(銀座線上野広小路駅すぐ上。松坂屋前)
●出 演:三遊亭好太郎
ゲスト:マジック・伊藤夢葉 江戸紙きり・桃川 忠
●木戸銭:大人1800円子ども(小学生以上中学生まで)700円(2人目からは一人500円。原則、入場は5歳以上)
●その他:要事前予約
●問い合わせ:03-5685-2302(オフィスうたたね)koutarou@hh.em-net.jp
この会を主催する三遊亭好太郎師匠は、子ども向けの落語会の実績もたっぷり。夏の宵、親子で浴衣でも着て、ノンビリ「江戸」の世界を楽しみましょう!