子どもたちが「大人になったらなりたいもの」今年の結果は？
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| いろいろな「好き」を入口に514種の職業を紹介。大きな話題となった「13歳のハローワーク」。 （画像をクリックすると、本の詳細が表示されます） |
毎年恒例になっている、子どもたちが「大人になったらなりたいもの」（主催：第一生命保険相互会 アンケートは2004年7月～8月、全国の幼・児童＜保育園・幼稚園児及び小学校1～6年生＞を対象に実施）アンケートの結果が先頃発表されました。
今年、男子で3年ぶりに「野球選手」が1位にランク（2位：サッカー選手、3位：学者・博士、4位：大工さん、5位：食べ物屋さん）。一方、女子は「食べ物屋さん」が8年連続でトップとなりました（2位：保育園・幼稚園の先生、3位：看護師、4位：学校の先生、5位：飼育係、ペット屋さん、調教師）。
そこで2回に渡って、子どもの”なりたい”を叶えてあげるための具体的な方法をご紹介していきたいと思います。1回目の今回は「男の子編」。男の子をお持ちのパパ＆ママ、必見です！
なりたいものになる！～男の子編～
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| プロ野球選手になるのは、「東大」に入るより難しい！ |
今年3年ぶりに首位の座に返り咲いた、男の子の憧れナンバーワンは「プロ野球選手」でした。
でも、実際に「プロ野球選手になりたい！」という子どもの願いを聞いても、大人はその夢が叶うことがどんなに大変なことかを知っているだけに、つい「幼い頃には、誰しも一度は抱く夢」とかたづけてしまいがち。
実際、プロ野球各球団の支配下選手は70名が上限ということを考えれば、日本には二軍選手も含めて「職業：プロ野球選手」という人は、わずか840名しかいません。
東大の学生数が約2万8千人、日本最難関の資格試験と言われる司法試験を突破し、弁護士として活躍している人の数が約1万7千人ですから、数字からも、いかにプロ野球選手になるのが難しいことなのかがわかるというもの。これではなかなか、子どもたちの夢を真正面から受け止めてやる気にならないのも、しかたがないことなのかもしれません。
でも、ある現役プレーヤーが子どもたちに投げかけた
「なれるか、なれないかは、やってみなければわからない。でも、とりあえず目指さなければ、永遠になれないんだよ」
という言葉を、私は忘れることができません。
将来「草野球の帝王」にしかならなくてもいいじゃないですか！ せめて夢多き子ども時代だけでも、子どもの夢に向かって、そっと背中を押してあげてみませんか？
そこで今回は、多くの現役プレーヤーの実例などをもとに、今年度の男の子の憧れ第一位・プロ野球選手になるために、子ども時代にすべきこと、親がしてやれることについて考えていきます！
子どものために親がしてやれることを、本で学ぶ！
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| （画像をクリックすると、本の詳細が表示されます） |
ズバリ、「あの有名選手の親は、子どもをこうして育てた」というテーマに真正面から斬り込んだのが吉井妙子さんの「天才は親が作る」。現在第一線で活躍するアスリートたちは、どのようにして育ったのかについて、 10人のアスリートたちの親子を綿密に取材した教育論。野球選手としては、松坂大輔、イチロー、井口資仁選手が取り上げられています。
現在メジャーで大活躍している井口選手は、以前からチャリティーにも積極的でしたが、実はこの姿勢はご両親から学んだもの。
最近、「元」プロ野球選手が起こした犯罪が話題になることも目立ちますが、一流選手に育て上げることは、立派な人間に育てることにほかならないということがよくわかります。
その他、先日プロゴルファーの宮里藍さんが「この本の言葉のおかげで優勝できた」として話題になった「イチロー 262のメッセージ」や「父と息子―イチローと私の21年」、そして「パパゴジラ」こと、松井秀喜選手の父・松井 昌雄さんが書いた「パパゴジラのまっとうな男の子の育て方」、「お金をかけなくても名選手は育つ！」と勇気を与えてくれる、巨人の上原選手のご両親が書いた「雑草魂の育て方」、などもきっと、参考になりますよ！
そして、野球だけではなく、子どもの身体を育てるという意味でも役立つのが「野球食」です。プロテインの正体から野球選手の食事の基本まで、強い野球選手を作る「食」のすべてが収められた本で、巻末にはレシピ集も収録されています。
