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あの感動を、現代の子どもたちにも! 「世界名作劇場」が今、熱い!

その昔、子どもたけではなく、家族みんなで感動の涙を流した「世界名作劇場」に、今、再び熱い注目が集まっています。何故、今、再び「世界名作劇場」なのか、その魅力に迫ります!

執筆者:別当 律子

『世界名作劇場』とは?


シリーズを不動の人気に高めた「アルプスの少女ハイジ」

昔も今も、フジテレビの日曜・夕方といえば、子どもたちにとっては輝ける「アニメタイム」
その中で放映当時、「アニメを見るのは禁止! でもこれだけは見てよし!」という親が続出し、放送終了から8年をむかえる現在でも、「もう一度見たい!」「現代の子どもたちにも見せたい!」と、高い人気を誇っているのが、当時、お茶の間の感動と涙を誘った「世界名作劇場」です。

「世界名作劇場」の第一回作品については諸説あり、1970年に放映された「ムーミン」であり、その後放映された「山ねずみロッキーチャック」なども含めるのだという説もありますが、なんといっても現在、人々の記憶に残る形でシリーズを定着させたのは「アルプスの少女ハイジ」(1974年)でしょう。

今をときめく高畑勲・宮崎駿が制作に参加したことでも知られるこの作品の成功により、良質の海外文芸作品を、一年間に渡ってじっくりと掘り下げ、丁寧な作りで放映するという形が定着し、1974年~1997年の間に24作品が放送され、多くの子どもたちが読書の楽しみに触れるきっかけともなりました。
そして現在でも、「世界名作劇場」シリーズの作品がDVD化されたり、再放送されるたびに、現代の子どもたちにも、多くの感動を与えています。

※「世界名作劇場」は、「カルピスまんが劇場」、「カルピスこども劇場」などと、スポンサーの変更等に伴い、シリーズの名称を変えて放映されていますが、ここでは「アルプスの少女ハイジ」から1997年の「家なき子レミ」までを「世界名作劇場」として定義しています。


>>次ページでは「世界名作劇場 勝手にオススメナンバーワン!」をご紹介します!>>
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