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あの感動を、現代の子どもたちにも! 「世界名作劇場」が今、熱い!(2ページ目)

その昔、子どもたけではなく、家族みんなで感動の涙を流した「世界名作劇場」に、今、再び熱い注目が集まっています。何故、今、再び「世界名作劇場」なのか、その魅力に迫ります!

執筆者:別当 律子

「世界名作劇場 勝手にオススメナンバーワン!」


見どころいっぱい、感動いっぱいの「世界名作劇場」ですが、ここでは私の独断と偏見で選んだ「勝手にオススメランキング」をご紹介します! あなたの「思い出の作品」は、みごとランクインしていますか?
(満点は★5つ)

泣ける! 作品ナンバーワン!


『フランダースの犬』 泣ける度:★★★★★
この作品は絶対泣ける!

泣ける!といえば、なんといっても「フランダースの犬」でしょう。おじいさんとともに牛乳運びをしながら細々と暮らす少年ネロ…この設定がすでに泣ける! 瀕死の労働犬パトラッシュ…登場しただけで泣ける! おじいさんが過労で倒れ、やがて死んでしまう…ここで第一回目の号泣! 
そしてもはや「伝説の最終回」は、もはやバスタオル片手でなければ見ることができないほどです。
しかしこの作品の魅力は決してそれだけではなく、ストーリーの端々に
「人を信じる心」が描かれていることも、どうぞお見逃しなく。


かわいい動物ナンバーワン!


『あらいぐまラスカル』 プリティー度★★★★
日本中に「あらいぐま」ブームがおきたことは記憶に新しい

「世界名作劇場」の中には、「フランダースの犬」のパトラッシュ
「名犬ラッシー」のコリー犬ラッシーなど、かわいい動物たちがたくさん登場しますが、日本中にブームを巻き起こしたという意味では、やはり「あらいぐまラスカル」をはずすことはできないでしょう。
ところでラスカルのかわいらしさに魅了され、ペットとして飼い始めたはいいけれど、アニメの中のラスカルとは違い、実はあらいぐまはなかなか凶暴。そのため手におえなくなって捨ててしまい、野生のあらいぐまが繁殖し、今だに社会問題になっています。


元気な主人公ナンバーワン!


『アルプスの少女ハイジ』 元気度★★★★
元気印の主人公といえば、やっぱりハイジ!

「世界名作劇場」の特色のひとつとして、元気な女の子が主人公の作品が多いことがあげられます。
ハイジの他にも「南の虹のルーシー」のルーシーや、「若草物語 ナンとジョー先生」のナンなども印象的でしたが、やはり「元気」といって思い出されるのはハイジでしょう。
ひょっとして、現在の30代女性が元気で社会で活躍している原点には、こうした「世界名作劇場」で触れた、元気な女の子の姿があるのかもしれませんね。
ところで★ひとつ減点の理由は、「あの元気過ぎる姿が暑苦しい」という意見が、ごく一部にあったことに由来しています…。


現代の子どもたちに見せたい!ナンバーワン!


『母を訪ねて三千里』 オススメ度★★★★★
この作品を見ることで、子どもたちの「読書への扉」が開くかも

「世界名作劇場」の効用のひとつとして、作品への興味から原作を読み、そして本の世界の楽しさに目覚めていくという点があります。
そうした視点から選ぶと、やはり「母を訪ねて三千里」「赤毛のアン」あたりがやはりオススメといえるでしょう。
今回はとりわけ男女を問わず楽しめるという点で、ナンバーワンには僅差で「母を訪ねて三千里」に軍配を上げました。


大人にオススメ!ナンバーワン!


『愛少女ポリアンナ物語』 オススメ度★★★★
「世界名作劇場」は「韓流ドラマ」に通じる要素が多い!

「世界名作劇場」をつぶさに見ていくと、つらくあたる父母、身分の差、主人公にこれでもかと襲いかかる悲劇など、どこか「韓流ドラマ」に通じる部分があることに気付かされます。
今回ナンバーワンに選んだ「愛少女ポリアンナ物語」もそんな作品の代表。この他にも「小公子セディ」「家なき子レミ」なども、子どもだけではなく、大人、特に「韓流ドラマ」ファンには絶対にオススメの作品です。


>>次ページでは「今、なぜ、世界名作劇場なのか」を考えます!>>
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