運動会の観戦マナー
保護者は観戦の際にマナーに気をつけよう
喫煙に関しては、特定の喫煙所を設けて対処している学校も多いようですが、ポイ捨てされたたばこの吸い殻を裸足で走っていた子どもが踏んでしまった、指定場所以外での喫煙を注意したところ、逆ギレされてすごまれたといった話もあり、対応に苦慮している学校もあるようです。
また、飲酒に関しては「学校行事の一環であり、運動会といえども授業参観と同じ」と禁酒にする学校も多い一方、地域によっては学校という枠を超えた、地域の一大イベントになっている場合も多く、そうした場合は「運動会で禁酒ルールがある学校があるなんてビックリ!」といった意見も聞かれます。ただし、いかなるルールであっても「酔って騒ぐ」のは当然N.G.ですぞ!
これも運動会で起きる、代表的なトラブルのひとつですね。校庭や園庭が狭い場合など、早朝から場所取りをする方もいますが、自分の子どもの出番でないときには他の方と交替してあげるなど、譲り合いの気持ちも大切にしたいですね。
またなんといっても一番問題になるのは、ゴール前のカメラ・ビデオの場所とり。撮影場所にはくれぐれも気を配りたいものです。自分の子どもの撮影が終わったら、速やかに場所を譲る、前の人は後ろの人に配慮して腰を落とす、危険なので徒競走などのゴール前をふさがない、運動会の進行のじゃまをしないなどなど、言わずもがなとことばかりですが、いざ、ファインダーをのぞいているときにはついつい夢中になって……という場合も多いもの。十分に気をつけたいものです。
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また、意外に多いのが「運動会でケガをする保護者」です。特に「腕に覚えあり」のお父さんの場合、昔の勇姿、今ふたたび!とばかりにハリキるものの、日ごろ運動から遠のいている人も多く、転倒事故などが目立つようです。これは昔に比べて筋力は衰えているのに、体重は増加していることなどが原因のようです。
急に身体を動かすことで発生するトラブルとして多いのは、アキレス腱やじん帯の損傷、足首の捻挫、そして一番多いのが足が絡まって転倒してケガをするケースです。
そうしたトラブルを予防するためには、十分な準備運動、とりわけ「ストレッチ」が大切です。そして直前に柔軟体操をするだけではなく、運動会の数日前から柔軟体操をして、当日に備える心がけが必要です。さらに可能であれば、足の筋力を高めるためにウォーキング、ジョギングなどを行い調整する、電車やバスでも安易に座らない、エレベーターを極力使わないなどを心がければ、ケガが防げるばかりでなく、子どもにパパのかっこいい姿を見せられるかもしれませんよ!