ニューリッチへの道/ニューリッチへの道

自分オリジナルのファンドを作る

自分がファンドマネージャーとして腕を振るえる、新しい運用方法が登場しました。それが今、注目を集めつつある、CFDです。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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自分のお金は自分で運用する。自分のお金の主導権を他人に渡してはいけない。
これが私の信条です。

新興国の企業の株など、個人ではなかなか入手できないもの以外、基本的に投資信託を買わないのは、自分の信条に反するからです。

投資信託を運用するファンドマネージャーは、確かに私よりも優秀かもしれませんが、やはり他人に委ねたくはありません。

しかし、自分がファンドマネージャーとして腕を振るえる、新しい運用方法が登場しました。それが今、注目を集めつつある、CFDです。

CFDとは、“Contract For Difference”の頭文字をとった言葉で、日本語では「差金決済取引」と訳されます。イギリス生まれの新しい金融商品で、既にロン ドン証券取引所の4割相当がCFD関連の取引となっているほどです。

これは私も最近始めたばかりですが、プラチナやガソリンなどの商品、指数商品、債券、通貨、日本株、外国株も、数千種類もある銘柄をミックスして投資できるという、とても便利なものです。

外国株といっても、ブラジル、オーストラリア、フィンランド、イタリアなど、日本の証券会社ではあまり取り扱っていない銘柄も取引できるのです。

つまり、このCFDという取引形態を使うことによって、好きなだけ銘柄を組み込み、自分オリジナルのファンドをつくることができるのです。

たとえば、株価が下がれば債券が買われる、という逆相関にある銘柄を組み込んでおきます。そして、株価が下がったときには債券を売って株を仕込み、逆に株価が上がったときには株を売って債券を仕込む、というリスクヘッジと売買差益の両方が狙える、というわけです。

また、銘柄によってはFXのようにスワップポイントがつきますので、仕込んでほったらかし、ということも可能です。
 
解説書はすでに何冊か出ていますので、詳細はそちらに譲りますが、少額の資金からスタートできる、レバレッジが効く、売りからも買いからも入れる、24時間取引ができるなど、仕組みはほとんどFXと同じです。
ですから、FXをやっている人にはとっつきやすいでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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