結婚式の日取りはどうやって決める?
普段は気にならない大安仏滅も結婚式となると気になってしまう!
ここで六輝の意味を知り、どこまでこだわるかよく考え、大安にこだわる場合は早めの式場予約に動きましょう。
結婚式の日取りの決め方・目次
1.結婚式の人気シーズン
2.大安や仏滅にはこだわる?
3.六曜の意味とは?
4.結婚式の日取りをスムーズに決めるために
結婚式の人気シーズンはズバリ、春と秋
ジューンブライドに憧れる女性も多いと思いますが、実際、結婚式が多いのは、11月17.3%、10月11.9%、3月10.8%、5月8.6%の順になっており()、ジューンブライドは6.5%と意外に少ないという結果が出ています。これには日本の気候が大きく影響しており、梅雨などは避け、気候がよく過ごしやすい春と秋に実施するカップルが多いからです。特に最近はガーデンや屋外チャペルなどでの挙式も増えているので、晴天率の高いシーズンを選びたい、同様に、招待客に不便をかけたくないという人が多いのでしょう。ただ、特にシーズンにこだわりがないのであれば、多くのホテルや式場でオフシーズン(夏や冬)プランを出しているはずなので、それを上手に使うのも賢いやり方。特別なサービスがついたり、価格が安くなったりするので、チェックしておきたいところです。
大安、仏滅にこだわる?
いくらお日柄が良くても、連休の中日などにする場合は、来賓の方々に対する配慮が必要です
では、実際どれぐらいの人がお日柄にこだわって結婚式を挙げたのでしょうか?
六輝(六曜)を重視した人・やや重視した人は合計59.3%と、結婚式ともなると「六輝を気にする人が多い」というデータがあります。実際の挙式実施日も大安が29.9%、友引が18%となっており、やはりみんなお日柄は気にしているようです(ゼクシィ結婚トレンド調査2009)。
もし、二人が六曜にはこだわらないと決めていても、両家のどちらかがそれを気にするタイプなら、大安、友引の日取りを選んでおいたほうが無難です。こうしたちょっとしたことが後々のしこりになるからです。ただ、その場合、いい日取りは式場などが混むことが予想されるので、遅くとも1年前には動き始めないと間に合わないので気をつけて。
二人も親も、六曜にこだわらないのであれば、仏滅プランなどのお得なプランがある式場も多いので活用することをおすすめします。
六曜の意味
・大安(たいあん):「大いに安し」つまり、何事も穏やかに運ぶ吉日とされている・友引(ともびき):もともとは勝負がつかない日という意味。昼は凶だが、朝晩、夕方は吉とされ、大安に続き結婚式には良い日とされている
・先勝(せんしょう・さきがち):先んずれば勝つという意味。午前中に始める式は吉とされている。
・先負(せんぷ・さきまけ):先んずれば負けるという意味。午後は吉とされている。
・赤口(しゃっこう・しゃっく):午前11時から午後1時までの時間帯のみは吉で、それ以外は凶。
・仏滅(ぶつめつ):仏も滅する大凶日の意味。結婚式などの祝事は避けられる。
スムーズに日取りを決めるために
日取りを気にするのは実は結婚する本人たちより、親や親族であることが多いようです。ところが、私たちは自分の親がどういう考えなのか、意外にわかっていないもの。できるだけ早いタイミングで親のこだわりを探っておくと、後々スムーズです。早ければ親に結婚の挨拶に行った時、遅くても両家の顔合わせの時にはそれぞれの思いを確認しておく方がいいでしょう。ただ、春や秋の大安土日はどこの式場も早くから予約が入り、なかなか予約が難しくなります。逆に、発想を転換して季節や曜日、六曜の条件を変更できれば、お得なサービス付きのプランに巡りあえる可能性も高くなります。その場合は、入籍日や新生活スタート日を大安にするなどして、親を説得するのも一つの方法です。
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