山岳民族の村など見どころ満載! チェンライ

チェンライ県にはメコン河が流れており地域によっては国境の役割も担っている(c)D-MARK MAGAZINE

チェンライ県にはメコン河が流れており地域によっては国境の役割も担っている(c)D-MARK MAGAZINE

タイ最北の県チェンライはチェンマイから約180キロ北上したところに位置しています。日本ではチェンマイのほうが観光地として知られていますが、山岳民族の村や興味深い歴史を持つ村など個性あふれるスポットが点在しており、実はチェンマイに引けを取らないほど見どころの多いエリアでもあるのです。

チェンライへのアクセス

日本からの直行便はないため、バンコクで乗り継ぎとなります。バンコクから飛行機でチェンライ国際空港まで約1時間20分。エア・アジア便が1日3便、ワントゥー・ゴー便が1日1便、タイ国際航空便が1日4便出ています。

長距離バスの場合は、北バスターミナルから長距離バスで約13時間。また、チェンマイからも中距離バスが定期的に出ています(所要時間3時間)。

チェンライでトレッキングツアーに参加

山岳民族たちは独自の言葉と文化を守りながら生活している(c)タイ政府観光庁

山岳民族たちは独自の言葉と文化を守りながら生活している(c)タイ政府観光庁

タイ北部トレッキングツアーの拠点となるのがここチェンライ。30以上のホテルやツアー会社が、周辺の山岳民族の村を訪れるツアーを主催しています。日本人スタッフが常駐しているツアー会社もあり、言葉が不安な人にとっては心強い存在。トレッキングの料金は日数や参加人数などによって異なります。参加費は平均1日1人あたり1000バーツ前後(グループツアーに参加する場合)。

ジャングルリゾートとして人気! ゴールデントライアングル

ここがチェンセーンにある3つの国の国境が交わる地点「ゴールデントライアングル」(c)D-MARK MAGAZINE

ここがチェンセーンにある3つの国の国境が交わる地点「ゴールデントライアングル」(c)D-MARK MAGAZINE

川をへだててラオス、ミャンマーという3つの国の国境と接しているゴールデントライアングル。チェンライからバスで1時間30分ほど北へ行ったチェンセーンという村が中心。

かつてはアヘンの生産地として知られていましたが、タイ王室はその麻薬取引の温床と化してしまったその地域で、ケシを栽培していた畑を使い、代替え作物の生産を行うプロジェクトを始めました。そのプロジェクトは大成功を収め、暗い過去があったとは思えないほどの平和を取り戻しました。観光開発されることなく手つかずの大自然がそのままの姿で残っているため、今ではジャングルリゾートとして人気を集めています。

タイの雲南省!? メーサロン

涼しい気候のメーサロンはお茶の産地として知られている(c)D-MARK MAGAZINE

涼しい気候のメーサロンはお茶の産地として知られている(c)D-MARK MAGAZINE

チェンライ市内からバスで1時間ほど北上したところにある、タイにある他の村とは異なる独特なムードが漂っているメーサロン。国共内乱で中国大陸を南下してきた旧国民党軍の家族が尾根を切り拓いてつくった街です。雲南省出身の中国人を祖先に持つ人が多いため「タイの雲南省」とも呼ばれています。そのほかにアカ族、リス族などの山岳民族の村も近くに点在。

日本では観光地としての知名度は高くありませんが、標高1350メートルと高く、タイでは避暑地として知られています。また、お茶と桜が有名で年末にはお茶&桜祭りが開催されます。

ミャンマーと国境の町、メーサイ

国境を越えてミャンマーへ足を踏み入れるとタイとはまったく異なる風景が広がる(c)D-MARK MAGAZINE

国境を越えてミャンマーへ足を踏み入れるとタイとはまったく異なる風景が広がる(c)D-MARK MAGAZINE

タイ最北にある街、メーサイはチェンライ市内からバスで1時間半北上したところにあります。ミャンマーのタチレクと国境が接していて、日帰りで国境地点から5キロ以内なら入国が可能(ビザ代は10米ドル)。タチレクではタイバーツも使えるので食事や買い物に困ることはありません。ただ、めったにありませんが、万が一タイとミャンマーの間で、政治的な衝突が起きた場合などは国境がクローズしてしまうことも……。その場合はミャンマーへの入国は不可能となります。
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