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一目で効果がわかる 照明模型

建築やインテリアを検討するときには模型を作ってみるのが一番分かりやすいですね。今回はその模型に光を入れる方法をご紹介します。つくる作業も意外と楽しいですよ!

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

模型にて照明効果を事前に確認


写真1 100V20灯用の小型電球を間接照明に使用。
照明器具を購入するとき、多くの人は照明器具のカタログ写真を見てインテリアとの調和をイメージしながらデザインを決めていきます。インテリア関係の仕事を行っている人で経験豊かな人は、イメージだけで良い器具を選ぶことがあります。しかし一般の人は難しく、まして目には直接見えない空気のような光を器具写真だけみて、照明効果や雰囲気を的確にイメージすることは照明経験者でも大変です。

そこで私たちは模型を作ってその中に模型用の小型電球を仕組むことで、照明効果を確認することがあります。このような模型に使用するランプは乾電池で点灯する1灯用のランプか100V用で20灯のランプが直列しているものを使います。(写真ー1)
写真2 1.5V用小型電球。


住宅の場合、1~2部屋であれば模型の縮尺は1/20 ~30くらいで良いと思います。天井や壁、床は3mm厚前後のスチレンボートを使います。スタイロフォームやカッターで切れるバルサ材などを使用して椅子やテーブルなどの家具を作ります。

壁紙は和紙や紙やすり、布などがよいですが、場合によっては本物のクロスを小さくして貼り込むこともあります。床材はフェルト、コーディロイ、木片などが有効です。
次の頁では、照明効果の違いを比較するについてご紹介しています。
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