舞台照明の傾向
写真6.シンボルタワー |
2年前にも訪れましたが、今年は映像を映し出すものがより多く見られました。器具だけでなく、センサーで人の動きに反応して映像が変化するインタラクティブシステムもありました。インタラクティブシステムとは、例えば、プロジェクターで映し出された水面に足を踏み入れると波紋が広がり水面を歩いているようになります。センサーを使って音や人の動きと光を連動させる演出は以前からありますが、今後は様々な映像技術も建築の中の照明演出に取り入れられていくのではないでしょうか。
また、光源としてはLEDが増えています。これは建築照明と共通する部分ですが、ハイパワーになったことで、光源そのものの輝度を見せるだけでなく、投光照明としての用途が期待されています。
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