杜に溶け込む住まい
「パークコート神宮前」の大きな特徴の一つは、その敷地内の多くを占める保全緑地である。前述した通り「神宮前」という都心中の都心にありながら、その懐に杜ともいうべき緑地を抱えていること。そうした特徴は「軽井沢」の雰囲気になぞらえて話されることが少なくないという。保全緑地には全長約140mの遊歩道がつくられ、明治通り側から徐々に高台へと抜けていく。なるほどこれほどの緑の環境には、静寂に包まれた暮らしと高原を思わせるかのような、爽やかな印象を思い浮かべることができるのだろう。
保存緑地の真中を貫く遊歩道「FOREST IN FOREST」完成予想CG |
そして9階建ての低層棟「The Forest」からは、その保全緑地「FOREST IN FOREST」が眼前に、そして16階建ての高層棟「The Air」からも緑豊かな景色が広がっている。マンション内の共用施設も充実。「The Air」最上階の<エアーラウンジ>からは新宿の高層ビル群、屋上の<エアーデッキ>からは雄大な代々木公園の杜、パノラマのように広がる都心の眺望を満喫できるだろう。
さらに高級ホテルを思わせる車寄せのあるエントランス、住む人に癒しを与えるかのような優雅で落ち着いた雰囲気のロビーラウンジなど随所に配慮された施設が揃っている。
高層棟「The Air」完成予想CG |
長く愛される魅力あるデザイン
もう一つの特徴として挙げられるのが、日本を代表する世界的建築家、隈研吾氏のデザインであろう。「基本的には建築は100年200年とそこにある自然にかなわないと思う」という考え方のもと、立地の特徴である自然の力を引き出すことを目指した外観デザイン。「The Forest」は木立をイメージした縦ルーバーと緑と親和するガラスの手すり。「The Air」は横ルーバーとのコントラストを描く縦方向のガラスウォールに表参道の空を映しこむことが意図されている。
また隈氏は、当プロジェクトで室内空間のデザインも手掛けている。
例えば木の素材を使った格子は、無機質になりがちな室内の仕切りを和らげる印象を巧みに演出、これまでにない新しいインテリアテイストと評判とのこと。もちろんハイサッシュや広いバルコニーなど、将来変更のきかない部分のスペックへの配慮が十分になされている点も高評価の一つであろう。
B-110Atypeリビングダイニングルーム |
表参道、神宮前に立地する住まい。そしてその建物に与えられた自然と一体化するかのようなデザイン。この魅力こそが「パークコート神宮前」の真価であり、これまでもそうであったように、この地に暮らすことをのぞむ人々に、「あのマンションに住みたい」と思わせるのだろう。
提供:三井不動産レジデンシャル株式会社、東電不動産株式会社