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キッチンよ家から飛び出そう 庭に作ろうアウトドアキッチン(2ページ目)

キッチンよ家から飛び出そうシリーズのカナメとなるアウトドアキッチンを庭につくる方法を紹介。親父の復権と豊かな家族関係のためにチャレンジしてみてください。庭のない方は七輪を活用!

執筆者:黒田 秀雄

準備ができたら、天気の良い日を選んでいよいよ作戦開始です!!
施工の手順
1:アウトドアキッチンの楽しいシーンをイメージしながら、計画設計図を描いてみます。(前ページ参照)
2:必要な資材の量を計画図からはじき出します。(前ページ参照)
3:計画する庭に地縄を張り、位置と大きさを決定します。 このとき12メートルのタコ糸を張り3:4:5の直角三角形を作り、直角を出すようにします。
4:ウッドデッキパネルを敷く部分の小石を取り、地面をできるだけ均しておきます。
5;一番奥からパネルを敷いてゆきます。
6:カマドを設置する部分は開けておきます。90センチ×135センチくらいの大きさが必要でしょう。
7:カマドの基礎に、まずコンクリートブロックを目地モルタルを入れながらベタ敷きします。
8:耐火レンガは陶芸用粘土を使い{イモ積み}します。 このときも水平垂直がでるよう、水準器を使いながら粘土の厚みを調整します。約60~70センチの高さまで積み上げます。
9:耐火レンガでカマドの基本形を作り上げたら、再びコンクリートブロックで周辺を積み上げます。
10:燃焼部の通気を確保するために鋳鉄のグレーチングを使ってすのこを作ります。
11:網や鉄板を置く部分にもグレーチングを取り付けます。
12:これでカマドの基本は出来上がりです。
13:いきなり火入れをするのではなく、モルタルと陶土が完全に乾燥するのを待ってください(約2日間)。
アウトドアキッチンの施工手順をアニメーションでご覧ください。
 
如何ですか?アウトドアキッチンの出来上がりに我ながら満足できましたか?
お父さんを見る家族の顔が違ってきましたね!
いよいよアウトドアキッチンの始まりです。
メニューは決まりましたか~?
準備ができたら、お神酒を捧げ!ビールでカンパイしながらカマドの火入れ式を行なってください。
薪で下火を作り、炭火をおこすのが基本です。
網置き用のグレーチングの高さが調整できるようにしておくと、火力に応じた調理ができるので便利です。 野外仕立てのシチューや、美味しく焼き上がったバーベキューで、オヤジの偉大さは最高潮に達します!!
 
こうやって作ったカマドは、前面と上部を鉄板で囲えば大型の炭火オーブンとなり、パンやローストビーフが作れます。スモーク用のオーブンとしても応用でき、ソーセージやハムにスモークサーモンまで何でも作れちゃいます。 そうなれば、オールシーズン活用できるわけですネッ!!
またウッドデッキのパネルも数年に一度、手入れの塗装をかけてやると長持ちします。
このようにアウトドアキッチンは 、始めから全てを作り上げるのではなく、手持ちの応用できるものを生かしながら時間をかけて作り上げていくのが理想ですね。
 
ウッドデッキのバルコニーを作られたホームページも参考にしてみてください。
かなり本職に近い工事に驚かれることと思います。
キッチン>アウトドアキッチン>ウッドデッキのバルコニーを作るVOGHANEのホームページ大工さんのホームページ
(C)July.2001 Design HIDEWO KURODA

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