キッチン/輸入システムキッチン

エンドユーザー・建築家・キッチンメーカーのきずな Bulthaup Japan の新しい試み

ドイツのキッチンメーカーBulthaupが、建築家とユーザーを結ぶ新しい関係を構築しようとしています。

執筆者:黒田 秀雄

 
Bulthaup Japan の新しい試み
 
 

昨年、東京南青山にオープンしたブルトハウプジャパンのショールームのことは、Bulthaupキッチンショップの記事や、今年はキッチンパーティでも取り上げてきました。
このブルトハウプキッチンショップで、新しい試みが続けられているので御紹介致します。


現在、書店で発売中の新建築「住宅特集」2002/06号でキッチン・水回りの特集記事が組まれ、小生も小論文を執筆しておりますが、この本の中でも今回の催しのことが取り上げられています。


6月22日(土曜日)の午後3時から、建築家とユーザーとの交流会を予定しています。
参加される建築家は彦根アンドレア氏で、ドイツ生まれの女流建築家として1990年に彦根明氏と設立した彦根建築設計事務所で活躍中です。

この交流会は、建築家とエンドユーザーとの接点の機会を増やすことを目的にしており、なかなか語り合う機会の少ない著名建築家を招いて、ドイツ・ブルトハウプ社のキッチンを背景に、ゆったりとした会話を楽しもうという企画です。

申し込みは、ファックスまたはEメールで、
参加希望の理由や、興味ある事柄などを書いて申し込んで下さい。
抽選で10名前後の方が招待される。
TEL 03-5775-7640  FAX 03-5775-7641
Email to BulthaupJapan.Konno
URL http://www.bulthaup.com


前回4月末には、雑誌「室内」の協力を得て、建築家、キッチンスペシャリストやインテリアコーディネーターと、キッチン機器メーカーとの交流会が開かれました。
 
メーカーは、ガス機器のリンナイ・レンジフードの富士工業・ステンレスキッチンで脚光を浴びている辰巳工業・ステンレストップやシンクメーカーとして知られるシゲル工業が参加し、15名近くのコーディネータや建築家との交流会を持つことができました。
 
熱心な討議風景、現場からの実際の声を聞ける会として、大変有意義な交流会となった。日ごろ疑問に思っていることや、現場での納まりや、施工上の問題点、キッチン機器の知らない知識、また作り手側からの意見など、貴重な意見が飛び交いました。
 
これから家を建てたいと思っている人、建築家と家やキッチンのことについて話し合ってみたいという人、デザインに関心のある人など、このような機会にドイツキッチンの真髄に触れてみるのも面白いのではないでしょうか。

(C)June.2002 Copyright HIDEWO KURODA

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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