コミュニケーションキッチンがキーワードの集合住宅　新しいコンセプトマンション登場

京王線北野駅から徒歩9分の立地に、地上6階、地下１階建てのアルシオン北野が建設されます。竣工予定は平成15年2月末です。
モデルルームが、北野駅南口を出たバス停のすぐ目の前に完成しました。
総戸数55戸、一次販売戸数30戸の全戸住宅金融公庫（優良分譲住宅）融資付きの郊外型ファミリーマンションです。
専有面積79.45平方メートル（約24.03坪）＋バルコニー面積19.99平方メートル（約6.04坪）のモデルルームタイプには、販売価格が3270万円と3400万円のタイプがあります。

共用部分を始めとする設計計画でも、いくつもの新しい試みがなされている集合住宅ですが、その中でも特に、私がオリジナル設計を担当したキッチン空間は、内容の濃いものとなっています。モデルルームのキッチン工事の一部を併せて御紹介致します。

今回の現場では、家族のコミュニケーションをはかる、オープンスタイルのアイランドキッチンをキーワードにキッチンデザインを考えました。アイランドキッチンを家族やゲストが取り囲んで、楽しいキッチンワークの作業と時間をシェアすると云うコンセプトです。
フル装備の収納システムとショートカットの動線計画が、新しい家族像を育んでくれます。
都心の超高級マンションでも、なし得なかったスーパーキッチンの登場をきっかけにして、日本の集合住宅の質レベルが向上することを期待しています。

この次の物件は、「アルシオン本川越」で、家族のコミュニケーションを育む”エンターテイメントキッチン”をコンセプトにデザインしています。