こだわりのキッチンづくりセミナー Vol.1
|
タイプ選びはキッチンづくりの第一歩
|
キッチンレイアウトの基本をお話してきましたが、ご理解いただけましたか? いろいろなお料理を楽しめて、使いやすく広い作業面積を確保するためには、I字型キッチンでは作業動線が長くなり過ぎてかえって使いづらくなってしまうことがお分かりいただけましたね。この問題を解決するためにL字型やU字型のキッチンレイアウトが考案されました。 |
独立キッチンにおけるL字型レイアウトの例です。作業面積がたっぷり取れていながら、動線が短く非常に使いやすくなっていることがお分かりいただけると思います。 |
オープンキッチンやセミオープンキッチンに使われたU字型レイアウトのキッチン。この図のようにコンロ側に壁がない時はペニンシュラータイプ(半島型)のレイアウトと呼びます。 |
壁面側にはたっぷりの収納スペースを確保し、アイランド(島)型部分にシンクとコンロを配置したレイアウト。家族のコミュニケーションを大切にしたい欲求から、現代住宅ではこのようなキッチンプランがトレンドとなっている。 |
L字型だけでは作業面積が足りない場合はこのようなアイランドカウンターを配置するのも良いでしょう。ただしシンクとコンロとは同一の作業面にレイアウトし連続作業ができるようにしたほうが使いやすいと思います。同じような意味合いからII字型とか廊下型と呼ぶシンクとコンロを別の作業面に配置するレイアウトもありますが、調理したものや鍋を振り返って使うというのはあまりお勧めできるレイアウトとはいえません。 |
典型的なペニンシュラーカウンターのキッチンレイアウト。コミュニケーションキッチンをコンパクトなスペースで構成するためにはアイランドキッチンよりも成立しやすいプランです。 |
|
如何でしたか?初回はキッチンのタイプとレイアウトを決めるまでの基本的な知識をご紹介してきましたが、お役にたちましたでしょうか?次回はキッチンに使われる素材と材質のお話を予定いたしております。ご期待ください! |
|
■ 「キッチン・掲示板」では ■
キッチンに関する様々なご質問にお答えしています。 新築やリフォームの時、 キッチンのことでわからないことがあったら、 キッチン掲示板をご利用ください。 1 掲示板への書込みはこちらからどうぞ! |
(C)Jan.2005 CopyrightHIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.
|