国際ホテル・レストランショー2008と厨房設備機器展2008報告 Page1

3月11日から14日まで、東京ビッグサイトで日本能率協会主催の「国際ホテルレストランショー、フードケータリングショー、厨房設備機器展の三展合同展示会」が開催された。初日から、多くの来場者を集めて盛り上がりを見せたが、事務局発表の来場者数は、3/11(晴)22,612名、3/12(晴)25,630名、3/13(晴)24,451名、3/14(曇り時々雨)19,280名で4日間の合計は91,973名となり、昨年の来場者数を500名ほど上回る結果となった。


東京ガス


今回から、大阪ガス、東邦ガス、西武ガスの3社との合同出展となり、ガス事業者の協力体制がスタートしたようだ。展示規模も最大コマを確保し気合いが入った展示となった。各社の展示ブースでも見られる料理実演は関心が高く見学者も多い。


何より、フューチャーゾーンと名づけた近未来商品への取り組みを公開した意義は大きい。そのまま商品化される訳ではないが、ガス調理の未来へ向けて様々なチャレンジを続けている姿勢は好感がもたれる。


シンクの中にバーナーを仕込み、丸洗いできる調理機器を目指している。


昨年発表したプロトタイプにも様々な改良が加えられ、少しづつ現実のニーズに近づいている。


会場には「涼しいガス厨房機器『涼厨』」をつくり、従来のガス厨房の暑さと、改良型の涼厨との違いが体感できるコーナーもあり、人気を集めていた。


東京電力


人・環境・未来に優しい電化厨房がキャッチフレーズの東京電力ブースでも調理実演をおこなって、電気による加熱調理が何ら遜色はないことをアッピールしていた。強い火力を無駄の少ないエネルギー効率で達成しようというスタンスが、ようやく実績となって理解されはじめたように思う。


心安らぐ裸火の良さと、安全でクリーンな電気熱源はどちらも大切な要素であり、電力もガスもそのメリットを最大に生かした厨房機器や、ガスと電気を併用できるハイブリッドクッカーの開発が課題となるだろう。これからの社会において、どちらか一方だけにこだわることが得策とは思えない。


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