キッチンづくりお役立ち情報-1
キッチンの高さ寸法は、どう決めるの?
3-使いやすいキッチンの作業ゾーンと寸法を確認しましょう!
■STEP:6 キッチンで一番使い勝手の良いゾーンが、この薄いピンク色のゾーン(G寸法)です。
ちょっと腰をかがめるだけで手の届く、ワークトップから下方に300mm下がった高さ(F寸法)から、目の高さ(B寸法)までの範囲です。
この範囲に、キッチン作業の重要なポイントを配置することがとても大切です。
最近のシステムキッチンでは、F寸法の範囲内を大型引出しで収納することが多く、使い易さに配慮がされるようになってきました。
■STEP:7 キッチンのベースユニットの奥行寸法(K寸法)は、原則として600~750mmの範囲で設定します。
あまり深くしすぎると奥のほうの収納物が取り出せないことがあるので、要注意です。また650mmの奥行があっても、引出し収納の奥行が450mm程度しかないキッチンもありますから、詳しく調べてから選択します。
また、オープンキッチンのベースユニット寸法(N寸法)が、750mm以上となるときは、ダイニング側からも扉付き収納として使えるようにしたり、オープン収納や照明効果を演出できるように配慮することも大切です。
■STEP:8 並列配置のキッチンでは後ろを振り返って連続作業ができるように、Q寸法は750mm程度とします。
イラストのように両方から背中合わせで,同時に作業する場合は900mm離す必要があります。
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