☆☆☆キッチン・オブ・ザ・イヤー2008発表!☆☆☆
アメリカの住宅ローンの焦げ付きを、きっかけに始まった9月のリーマンブラザーズの破綻に続いて、世界最大の自動車メーカーGMも越年資金の調達に駆け回り、クライスラーは全工場の生産停止さえ打ち出しました。我が国最大のトヨタも年初一兆円以上あった利益が、一気に2000億円近い赤字になると発表しました。
日本国内では、大手デベロッパーやゼネコンの破綻が続き、住宅産業市場もますます萎縮し始めています。
このように、キッチンを取り巻く環境は昨年にも増して、ますます厳しくなりつつあります。
そんな中にあっても、マインドを高く持ち、新しい技術やデザインコンセプトをもとに、暮らしを楽しく快適にすることが、心を豊かにすることにつながり、これこそが真の時代の欲求であると考えています。
このような背景の中、今年度発表された数々の新製品のなかから、厳正な審査を経て、キッチン・オブ・ザ・イヤー2008を選定しました。
2008年キッチングランプリ・大賞
「タニコー・システムキッチン・DGシリーズ」
業務用厨房機器メーカーとして活躍する「タニコー」が、本年度から正式に家庭用キッチン市場に参入しました。
得意とする高度なステンレス加工技術を使って、オーダーメイドキッチン市場では、かなりの実績を挙げてきたタニコーが、満を持して創り上げた家庭用システムキッチン・DG(ドリップガードシリーズ)です。
当然のことですがキッチンでは火の仕舞と水の仕舞は、必須条件です。ところが現実は、この仕舞が充分でないキッチンが多いことも事実です。
そんな中、美しいディテールにこだわった水仕舞「ドリップガード」が、今回のグランプリに輝いた一番の理由です。
キッチンガイド記事「タニコーから高品質システムキッチン新登場」の記事も合わせてご覧ください。
ソリッドステンレスを用いた把手のディテールも美しい。
(C)Dec. 2008 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.