今年も、いよいよ一年の締めくくりの時期となりました。
キッチン業界は、長引く建築業界の不況のあおりを受けて華やかな話題に乏しい年でしたが、それでも各メーカーの努力と尽力によって、新しい活路を見い出そうとした一年でもありました。
このことは、今まで横並びであった日本のキッチンメーカーが独自の路線を歩み始めたことや、新しいコンセプトのキッチンと機器の開発が盛んに行われるようになり、真にユーザーマインドにたったキッチンが生まれつつあることに象徴されるでしょう。
1985年から1990年まで、(旧)通産省の委任でグッドデザイン賞(Gマーク)の審査委員をつとめ、その後半3年間はキッチン家庭用品部門の審査委員長をつとめた筆者が、この一年を振り返りキッチン業界各社への賛辞と感謝と啓蒙の意味をこめて贈る「キッチンオブザイヤー」という賞を創設しました。
特別に選定した賞のため、全ての関係メーカーの受賞とはなりませんでしたが、どの立場の方々にも納得いただける公正な結果と考えております。受賞されたメーカーも、受賞できなかったメーカーも来年度への励みとしていただければ幸いです。

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グランプリ!!総合最優秀賞!
トーヨーキッチン株式会社 「B-BAY シリーズTavo」
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毎年、新製品を生み続ける活力は、その商品の魅力とともにキッチン業界に与える影響力という点とあわせて一番評価でき、今年度キッチンオブザイヤーのグランプリに輝いた。
今年10月発表の新商品B-BAY Tavoは、日本のキッチンデザインが、コミュニケーションをキーワードに大きく変わろうとするキッカケをつくった貢献度という点からも高く評価できる。
日本のキッチンを革新してゆく原動力を、来年もパワーアップして保持してもらいたいものである。

Page:1 Kitchen of the Year 2003 Grand Prix
Page:2 Kitchen of the Year 2003 Onother Prise
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