重要なのは、残債の多少よりも自宅の売却想定価格と資金計画
ローン残債が多い場合でも、買い替えの手段はある |
また、前述のように、自己資金不足などで充当出来ない場合であっても、次の購入先借入金(住宅ローン)と合わせて不足分を銀行借入(住宅ローンとして)する事も可能です。(銀行の諸条件によっては借入できない場合もあります)また、一部の不動産会社では売却物件の買取保証制度を利用できることもあります。
金融機関によっては、前述のように旧自宅の売却により残ったローンと新規に購入される自宅のローンを合わせて借入れる「買い替えローン」を取り扱っているところもあります。なお借入の際は、年齢・年収、担保物件、過去にローンの未払いがないことなどが審査対象となります。
まずは、残債が多いと買い替えができないと思い込まず、売却物件の査定価格、諸費用等も含めて、不動産会社に相談してみると良いでしょう。
査定価格、諸費用等を踏まえ、年収からの資金計画をしっかりと立て、事前に、先ほどのローンや税金も含めた細かいシュミレーションをしてみると、最終的な買い替えの判断がしやすくなるでしょう。
このシュミレーションも自分でやろうとすると難しいと思いがちですが、物件の売買を担当する仲介会社はこのあたりに関してはプロ。できれば早い段階で相談し、検討を少しでも前に進めたいものです。