インテリアコーディネート/インテリアコーディネート関連情報

Vol.2 ホテル阪急インターナショナル

インテリアウオッチング・ホテル編の2回目は、超豪華なホテル阪急インターナショナルです。あなたもVIPな空間を味わってみませんか!

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

今回のインテリアウオッチング・ホテル編は大阪の高級ホテル、本物の贅沢が味わえる「ホテル阪急インターナショナル」です。阪急梅田駅の北側に位置し、「ちゃやまちアプローズ」梅田コマ劇場とシアタードラマシティの二つの劇場を内接する複合ビルの高層階にあります。

美しい豪華なホテルとしてぜひ一度は宿泊してみなければと思っていたのですが、仕事の関係で思いが叶いました。タクシーを降りたところから、ホテルのサービスは始まりました。うわさ通り、2階のロビーに足を踏み入れたとたん超エレガントな空間が広がります。
上の写真はロビーから眺めたフロントの全景、天井からシャンデリアはイタリアのムラノ島に特注したもの、床はもちろんライムストーン、壁にはアンティーク・タペストリーが掛けられた贅沢空間になっています。



左の写真は、ロビーに演出されたくつろぎ空間。クラシックの王道、全てのモノをフォーマルバランスに配置されています。左右対称形にすることで、落ち着きや重々しさを演出できます。額絵のかけ方などを参考にしてください。




左の写真は、フロントロビーの奥まったところに設えられたライブラリーです。阪急グループの創始者小林一三のコレクション、美術・演劇関係の寄贈書が並んでいます。北イタリアの貴族の邸宅をイメージして創られた空間、日常から開放され至極の自分だけの時を過ごすことができそうですね。



左の写真、エレベーターの25階の扉が開くと、目の前には摩訶不思議な空間アトリウムロビー、まるで壮大なオペラの舞台装置の真ん中に立たされた主役・・・!そんな錯覚に陥ります。ここは、メインダイニングに導くためのプロローグ、平面的には黄金球の噴水を中心にした正方形のシンメトリー、イタリアのパラディオ(邸宅)をデザインのモチーフにしたパティオ(中庭)です。ガラス張りのルーフトップは朝・昼・夜とライトコントロールされ、特に夕日がガラスに映るときは美しいのだそうです。
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