インテリアコーディネート/カフェ・レストラン・ホテルに学ぶコーデ術

小じゃれた究極のラスティックスタイル(2ページ目)

「Cafe Cabane (カフェ・カバネ)」は小枝で出来た柵に囲まれた、フランスのインテリア誌 「マリ・クレール・メゾン」 とコラボレーションのラスティックな愛らしいカフェです。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

小枝で柵で囲まれたあまりにも素朴なカフェ!


 
「Café Cabane(カフェ・カバネ」は小枝で作られたフェンスで囲まれています。日本の萩垣の感覚を思い出し、一人苦笑し懐かしさを覚えたのですが!でも実態はあくまでもパリの自然です。


 
大人の指ぐらいの生木の小枝を組んでいます。日本庭園の萩垣の感覚とは違って、ステンレス柱にシステム化されています。自然素材を使った洒落たフェンスになっています。


ラスティックな椅子&ジャンクな椅子?


 
小枝の柵で囲まれた店内には、素朴なテーブルに、さまざまなカタチの椅子が並べられています。どの椅子も自然素材で作られた簡易なものになっています。


 
置かれている椅子の中には、ほんとに小枝を組んだ椅子もありました。自然そのもの素朴な一品、座り心地もさほど悪くはないものでした。この催事のためだけに作られたとしたらマリ・クレール・メゾンの遊び心に驚きます。


 
おもしろいのが、小枝の椅子に混じって、ペイントが禿げた金属の椅子や壊れかけたようなアルミの椅子が置かれています。ラスティックと言うよりは、ジャンクな感じ。安くはないカフェでこのような椅子が置いてある違和感よりも、座ってみたいと感じてしまう自分に気づきました。ラスティックもジャンクも究極同じスタイルなのです。




かなり広い会場を見て回り、疲れ切った身体には、この「Café Cabane(カフェ・カバネ」の癒し空間は魅力的でした。閉じこめられた会場で大自然を感じることができる「Outdoor Indoor (アウトドア インドア)」の新しいカテゴリーのブースはとっても新鮮なものでした。



<DATA>
今回のトレンド情報 2007MAISON & OBJET/メゾン・エ・オブジェ
資料・写真提供 「SENSIBILIA センシビリア」


<2007メゾン・エ・オブジェ関連記事>
「メゾン・エ・オブジェ新提案!自然との対話」も参考にしてください!
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のインテリアを見るAmazon で人気のインテリアや家具を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます