モデルハウス見学はせいぜい1日3棟程度

商談イメージ
展示場見学は体力仕事! 1棟1棟で営業マンとやり取りしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます
前述したように、展示場見学は、何棟も歩き回る体力だけでなく、営業マンと話しながらいくつもの選択肢を比較検討する精神的なエネルギーも必要とします。また自分軸が決まっていないと、次から次へと目移りして軸がぶれていき、「結局自分に合った家が見つからない」という悲しい結果にも。こうした失敗を防ぐため、展示場に行く前の準備としてオススメしたいのが「リクエストシート」と「企業候補リスト」の作成です。

現在住んでいる家の不満と新しい家に望むことについて、家族それぞれの意見をまとめた「リクエストシート」を紙に書き出してみましょう。「パパは落ち着いた書斎」「ママは明るいキッチン」「長男は広いお風呂」……というように書き出していき、それぞれの優先順位を家族間で決めておきます。展示場にはこれを持っていき、営業マンに「私たちの希望はこんな家です」と見せることで、1棟1棟説明しながら回る手間が省けますし、営業マンにもダイレクトに希望が伝わるので理想にもっとも近い商品を提示してくれるでしょう。

時間的にも体力的にも1日で回れるモデルハウスはせいぜい3棟まで……と少なめに見積もっておき、「見学したい企業候補リスト」は1日2~3社くらいと見当をつけて、訪問したいメーカーや商品を予め選んでおくことが大切。「少なくとも○○ホームと○○ハウスだけは見よう」というように、その中での優先順位もつけておきたいところ。そして当日、展示場で気になったモデルハウス候補も含めて全部で3~4棟にとどめておく準備をしておきましょう。

こうして下準備が済んだところで、早速、行動開始。まずは自分の家の近くの展示場を探してみましょう。住宅展示場は、新聞社やテレビ局、広告代理店系列の展示場運営会社が運営していることが多く、全国に300箇所、ほぼすべての都道府県に1箇所以上あります。5~6棟の小規模なタイプから、数十棟以上展示されている大型展示場まで様々ですが、「住宅展示場協議会」のホームページに全国24都道府県216箇所(2006年1月現在)の展示場が掲載されており、最寄の展示場を検索することが出来ます。

また意中のメーカーが決まっているのであれば、そのメーカーのサイトでも最寄の展示場が検索できます。展示場が掲載されていない場合は、最寄の支店に電話してどこでモデルハウスが見られるか問い合わせてみましょう。

展示場広告はココを見よう

チラシ広告
展示場のチラシ広告を見る際には「どんなテーマのセミナーがあるか」「託児スペースはあるか」などもチェックを
たいていの展示場では新春、ゴールデンウィーク、夏休みなどにイベントを開催し、新聞広告やチラシなどで告知しているので、家づくりをスタートしたら、今まで何気なく捨てていたチラシも要チェック。福袋やプレゼント企画、料理教室など、来場者にとっては至れり尽くせりの企画になっていますが、チラシを見る際に気を付けたいのは、「今回のイベントやキャンペーンが何をテーマにしているか」ということ。住宅減税セミナーがあるのか、耐震性や省エネなどに関する専門家のセミナーがあるのか、せっかく行くからには何かを学んで帰ってきたいもの。

そして小さな子供のいる方は、託児スペースがあるかどうかもポイント。家族連れで行くにせよ、資金や構造の話などは傍らで騒ぐ子供を気にせず、じっくり聞きたいもの。最近はそうした託児スペースや子供のプレイスペースを設けた展示場が増えています。

営業マンとの相性は展示場でしかチェックできない!?

展示場も1箇所だけでなく、余力があれば2~3箇所行ってみましょう。ほとんどのメーカーはさまざまな商品を持っており、エリアや展示場が違えば展示商品も営業マンの傾向も違います。「展示場経由で契約した客は、最初に記名してもらった展示場の営業マンが担当する」という暗黙のルールになっていることが多いので、「商品はいいけど営業マンとの相性がどうも……」という人はそこでの記名は避け、別の展示場に行ってみましょう。

次ページではいよいよ、展示場現地に出陣! 現地でチェックすべきポイントについてご紹介します。