照明・LED/照明・LED関連情報

快適な暮らしを演出する照明プラン(2)(2ページ目)

「照明」は、部屋の広さや機能、そこでの過ごし方をふまえてプランニングするのがポイント。ここでは、部屋ごとの考え方をまとめました。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

■キッチン
キッチンは作業場。隅々まで明るくすることが原則です。影のできにくい蛍光灯を主照明として、流し台やコンロ部分などに手元灯を設けましょう。手元灯は、システムキッチンに組み込まれている場合もありますが、棚の下など直接光源が目に入らないようになっているか、設置場所をチェックしましょう。

■サニタリー
浴室の照明器具は、まず防湿タイプのものを選ぶこと。商品的には、シーリングやブラケットが多いようです。白熱灯ならソフトな光を楽しめますし、蛍光灯であれば清潔感がアップするでしょう。ブラケットを設置する場合は、シャワーのお湯がかからないか、窓に人影が映りこまないか、などがチェックポイント。システムバスに組み込まれている場合は、ショールームなどで、実際の光の具合を確かめておくといいでしょう。

■エクステリア
門扉部分と玄関ポーチに照明を設け、門から玄関までのアプローチの距離がある場合は、アプローチの途中にも設置するようにします。玄関ポーチの照明は、軒下のシーリングか壁面にブラケットがほとんど。ブラケットの場合はドアの開閉によって光が遮られないように、ドアの丁番側と反対に設置するようにしましょう。門扉やアプローチは、夕方になると自動点灯するタイプや人が近づくと明るくなるタイプなどが付け忘れや防犯面でもおすすめです。

【関連情報】
照明プランの裏方設備

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