その中でもトイレは、やっかいな掃除場所のひとつですよね。
便器の汚れをブラシで落として、床やタンクまわりを雑巾で拭いて、狭い空間で中腰になったり、しゃがんだり、身体をよじったり(?!)…。「掃除した面積の割には、疲れた…結構、体力使ってるんじゃない?」なんて思う人も多いのでは?
そうなんです。「筋肉」使っているんですよ。
そんなトイレ掃除を運動と考えるか、ご主人と掃除当番を交代するネタにするか、データの使い方はあなた次第ですよ。
【参考資料/写真協力】 TOTO 『トイレ掃除の筋力調査』
2Lのペットボgルを3本持って、100M
ペットボトルの重みが… |
洗剤を散布し、便器のフチを掃除、便器内の掃除、便座や便ふたを拭き掃除、タンクを拭き、便器外側を拭き、床の拭き掃除という流れ。使用した掃除道具は、柄つきブラシと雑巾です。これらの条件で、筋肉の活動度や負担度、疲労度を計測したのが今回の調査です。
結果を‘お買い物動作’に換算してみると…
1回のトイレ掃除にかかる筋力負荷は、2Lのペットボトルを3本(6キログラム)持って、100m(時速4km)歩くのに相当するそうです。
私の場合で言えば、「近所のコンビニでミネラルウォーターを3本買って、サッサと歩いて帰ってくる。」という感じ。ちょっと重いかも…?
もし、そんな用事ができたら、夫に頼みますね、きっと。
でも…調査によると、実際にトイレ掃除を行っているのは、8割が主婦(女性)。夫(男性)と答えた家庭はわずか1割だとか。予想以上にパワーが必要なトイレ掃除。男性も筋力アップも兼ねて、もっと参加してもいいのでは?
次ページでは、どの掃除が大変なのかをみてみましょう。