環境問題を考える中で、「水を節約すること」はとても重要です。家庭での節水は多くの人が実践しているようですが、お風呂や洗濯での節水と同様、トイレの節水の効果が高いことをご存知でしたでしょうか?調査によると、トイレでの節水を実施しているのは、3人に1人だけ、とか。これからの季節、家庭での節水を心がける上で参考になるデータをご紹介しましょう。

【出典】 INAX 「家庭の節水」 調査より

家庭での節水は、74.5%の人が実践

調査によると、「家庭の中で、ふだん節水(水の節約)をしていますか」という問いに対して、74.5%の人が実践しているという結果。年間降雨量の少ない四国では、89.1%の人が実践していると答えています。限りある資源という認識、地球温暖化による異常気象など、環境に関わる問題は身近になり、「無駄に使わない」という意識は高いことがわかります。もちろん、水道代の節約を目的に節水しているという声もあります。節水を実践している人にその理由を聞いたところ、「節水するのは当たり前という意識があるから」という人が39.3%、「金銭的な節約のため」は38.4%とそれぞれ4割程度。約2割の人が「水は大切な資源だから」と答えています。

■家庭の中でふだん節水をしているか
(単一回答)


■節水を実践している理由
単一回答


水を一番多く使うのは、お風呂よりもトイレ

家庭内で水を多く使うのは、「風呂」「洗濯」「炊事」「トイレ」のどこだと思いますか?見た目のボリューム感もあって「風呂」と思っていませんか?調査でも、「風呂」と答えた人が54.8%もいました。また、「家庭のどこで節水しているか」という質問への回答をみても「風呂」71.1%、「洗濯」62.2%、「炊事」56.0%、「トイレ」36.7%と続くように、トイレへの意識はあまり高くないのが現実です。しかし、東京都水道局の調べ(2002年)によると、一般家庭における水使用の内訳は、「トイレ」が28% 、「風呂」が24%、「炊事」が23%、「洗濯」が17% となっているのです。もちろん、家族構成やライフスタイルによって、それぞれ違いもあるかもしれません。けれど、トイレが家庭内でもたくさんの水を消費していることには変わりないのです。

■家庭のどこで節水をしているか
複数回答



次ページでは、トイレの節水方法をみていきましょう。