窓・サッシ・玄関ドア/窓・サッシ・窓まわりの新商品・トレンド

防犯・断熱も配慮。景観が広がる窓サッシ

住まいの設備機器や建材は日進月歩。このコーナーでは、そんな新商品やショールームオープンなどの情報をお届けします。今回は、存在感を極限までなくしたアルミ樹脂複合窓サッシをご紹介します

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

新商品 アルミ樹脂複合サッシ 「ファインフレーム」     [新日軽]

目覚めたらすぐにテラスへ。朝の空気を感じることも。アルミ樹脂複合サッシ 「ファインフレーム」 両袖片引き窓設置プラン
住まいにを取り込む。快適な暮らしには欠かせないものです。住宅に用いられる窓サッシには、さまざまな素材や形状がありますが、多く用いられる素材はアルミ。強度もあり、耐候性や防火性に優れていることが特徴です。家づくりを終えた方々の調査(※)によると58.0%の方がアルミ製の窓サッシを選んでいます。

続いて、樹脂製が28.8%、複合サッシ19.4%、木製が3.6%の割合となっています。熱伝導率が低く、断熱性に優れる樹脂製や室外側と室内側に異なる素材を用い、室外側と室内側でそれぞれ異なる素材の特徴を生かした複合サッシも近年多くみられるようになりました。
※【出典】 「注文住宅と住宅設備に関する動向調査 2007」  リクルート「月刊ハウジング」調べ

また、最近の傾向としては、アウトドアとの一体感が増すような形状、シンプルモダンの外観デザインに溶け込むような色やデザインのサッシが求められる一方、外観のポイントになるような特徴的な形状のサッシも注目されているようです。

今回ご紹介するのは、窓としての基本性能を強化しつつ、その存在感をなくしたアルミと樹脂の複合サッシ。さて、どんな商品なのでしょうか。

枠の存在感をなくしてすっきりと

「ファインフレーム」は、本体室外側にアルミ押出形材、室内側に硬質塩化ビニル押出形材を用いたアルミ樹脂複合サッシ。框部分を40 mmとしたことで、すっきりとした開口部を得ることができ、室内と室外の一体感を生み出します。

画像の代替テキスト
中庭に向かって開放感を。 正面・両袖片引き窓、右面・片引き窓設置プラン

窓の形状も、両袖片引き窓、片引き窓、FIX窓 ( 単窓・ 3 連窓 )とバリエーションがあるので、さまざまな間取りプランに対応できるでしょう。色の組み合わせは、室内側5色、室外側5色と25種のバリエーション。インテリアやエクステリアに合わせて、自由に選択することができます。

もちろん、大開口でも断熱性は確保されています。断熱性能の高い複層ガラスを標準とし、また、室内側は樹脂でカバーしてあるので、アルミ枠から熱が逃げることを防ぐとともに、サッシ枠の結露も抑えることができます。

画像の代替テキスト
リビング・ダイニング、寝室、水まわり、廊下など、プランに合わせて選びたい。 (左上)片引き窓 (右上)両袖片引き窓 (左下)FIX 窓 (右下)3 連 FIX 窓

次ページでは、防犯面などをみてみましょう。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます