浴室/バスルームまわりの新商品・トレンド

風呂は一人でリラックス。悩みは汚れ・狭さ(2ページ目)

これからの季節、あたたかいお風呂が恋しくなるもの。そんなお風呂や入浴に関しての興味深い調査結果が発表されました。今回はその中から、いくつかをご紹介します。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

悩みは汚れと狭さ

画像の代替テキスト
ゆったりサイズの浴室はみんなの憧れ?[ラ・バス]
現在の住まいの浴室に関する悩みをみてみます。調査対象者の浴室使用年数は平均18.68年ですから、今の新しいシステムバス とは異なる部分も多いでしょう。

浴室に関する悩みは、「カビ」と挙げた人が一番多く40%、「排水口の髪の毛や汚れ」が37.1%、「鏡の汚れ・曇り」は29.5%。やはり汚れやすいことへの不満が多いようです。次いで、「浴室自体の狭さ」が24.3%、「バスタブの狭さ」も23.4%の人が挙げています。つまり、「広々とした、清潔さを保てるお風呂」を多くの人が求めているということなのでしょう。

頻繁に必要? お風呂の掃除

画像の代替テキスト
大きな窓のある浴室であれば、換気もしやすい [プレシオ 浴槽一体型出窓]
汚れが気になるお風呂の掃除は、どの程度行われているのでしょうか。「毎日」掃除をする人は31.4%、「汚れに気づいたときにすぐ」が21.6%。約半数の人がまめに掃除をしている姿がみえてきます。それだけ、掃除をしなければ、きれいに保つことが難しい場所であるとも言えるのかもしれません。

では、いつ掃除をしているか、というと、各家庭それぞれのようで、「浴槽にお湯を入れる前」が37.8%、「休日の暇なとき」は28.1%。「汚れに気づいたとき」が23.7%、「お風呂をでるとき」は20.3%となっています。「お風呂に入りながらついでに掃除する」という方も18.8%みられます。毎日入浴する人が8割なわけですから、入浴の前後に掃除をしてしまおう、という方が多いということなのでしょう。

■カビ予防のために実施していることは?(いくつでも)



お手入れがしにくく、悩みのトップでもあった「カビ」に対しては、どのような予防策を行っているのでしょうか。一番多いのは、「入浴後は窓を開けたり、換気扇を回す」が80.2%、「洗剤で汚れを落とす」は42.2%、その他「カビに気づいたらすぐとる」、「お風呂のふたを開けたままにしない」、「お風呂を出るときに最後の人が、浴室全体に水をかける」などが続いています。湿気や汚れに対して悪戦苦闘している方も多いのでしょう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます