洗面/洗面・サニタリーの新商品・トレンド

コンパクトな洗面化粧台&トイレカウンター(2ページ目)

住まいの設備機器や建材は日進月歩。このコーナーでは、そんな新商品やショールームオープンなどの情報をお届けします。今回は限られた空間を有効活用できる洗面化粧台やトイレ収納、カウンターをご紹介します。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

プライベート空間にも適するコンパクトな洗面化粧台

洗面室は、バスルームに隣接しているプランが多いもの。寝室や子供部屋などが異なる階数にある場合、プライベート空間近くにも洗面化粧台があったら便利なのに……と思う方もいらっしゃるのでは? そんなふたつ目の洗面化粧台にもぴったりな、コンパクトで限られたスペースに設置することができるのが「ESTA(エスタ)」です。

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(左)ESTA(エスタ)ゼブラウッドブラックプラン
写真セット間口:790? セット寸法:790×440×1,900(?) 扉:ゼブラウッドブラック カウンター:プレーンネオホワイト 写真セット価格 205,000円 [税込:215,250円] (右)足元がすっきりとしたフロートタイプのキャビネットは圧迫感もない

たとえば、寝室の脇や廊下、階段の踊り場などに設置も可能なように、カウンターの奥行を440ミリに。洗面器開口部の奥行は、動作が行いやすい400ミリが確保されています。間口は、各工法に対応できるサイズを用意。コンポタイプでは、標準的な600・750ミリ、木軸工法向けに774ミリ、 2×4工法向けの790ミリが設定され、システムタイプは、624~900ミリの範囲で対応することができます。

汚れのたまりやすい「継ぎ目」をなくした一体成型されたカウンター、キャビネットも足元をすっきりとさせたデザインのフロートタイプが採用されています。水栓は、花瓶 などへの水汲みがしやすい形状など3つのタイプから選ぶことができます。

【メーカー希望小売価格】 124,000円~ [税込:130,200円~]  *工事費別途

0.5坪トイレの新しい収納スタイル

0.5坪トイレの空間バランスを見直して、デッドスペースを生かした収納を持たせたのがトイレ手洗カウンター『キャパシア』。INAXの調査によると、多くの物が置かれるトイレの理想の収納は、「豊富な収納」と「普段使いのものだけを収納したい」という声に分かれるとか。

(左)『キャパシア』施工例 パックプラン・セミフロートキャビネットタイプ (ハンドル水栓タイプ) 手洗カウンターセット:184,800円 木手すり:10,605円 スリムミラー:22,575円 タオルリング:12,705円 合計 230,685円 ※セット価格には、便器、リモコン、小物等は含まれていません。※床排水、一般地・寒冷地共通のメーカー希望小売価格、消費税込み・施工費別途。

トイレ空間のプランは、便器が壁の中心にあることが多く、たとえば0.5坪のトイレでは、カウンターは設けられても、その下に収納を確保することは難しい場合も。「キャパシア」では、便器の位置を中心からずし、カウンター下に収納スペースづくりを提案。座ったまま手が届き取り出しやすいので、日常使いの収納に使うことができます。

座ったまま手が届く位置にある収納は、上下に動くダウンスライド扉。狭い空間でも取り出しやすいので、生理用品などの収納に便利でしょう。また、手洗器とカウンター、キャビネットは水平・垂直のラインが揃い、すっきりとしたデザイン。基本的な組合せのパックプランの他、キャビネットを自由に組み合わせることができるセミオーダープランも。 セミオーダープランでは、トイレの奥行に合わせて、カウンターの長さは、ミリ単位での対応が可能です(1,446~1,800ミリまで)。

次ページでは、コンパクトなトイレカウンターをみていきましょう。
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