住宅設計・間取り/収納プラン

建てる前に知っておきたい、賢い収納スペースづくり! 「収納に困るモノ」とその収納法(2ページ目)

間取りの要望で必ずと言っていいほど挙げられる「たくさんの収納スペース」。いくら収納スペースを増やしても、収納する場所に困ってしまうモノってけっこうありますよね。今回は、その収納法を提案します!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

目指すはスッキリ収納!


スムーズにスッキリ収納するためには、収納する場所に収納するモノをあらかじめ決めてあげることが大切です。“収納スペースは多いほうが!”と無作為につくってしまいがちな収納スペースを見直し、そのぶん居室を広く使ってはいかがでしょう。

ではどのように収納を考えればよいのか、前ページのワースト10に挙げられた困りモノたちの収納法をみてみましょう。

【困りモノ、対策法10】
1衣類幅90センチ×奥行き60センチにブラウス27着収納可(ハンガータイプ)
2奥行きは30センチ欲しい。棚はダボ穴とし3センチの間隔で
3鍋・電子レンジ中華鍋は引き出しへ。電子レンジは大きさをチェック
4食材奥行き15センチの棚がたくさんあると便利
5アウトドアグッズアウトドア派の方は半畳程のスペースを玄関近くに確保
6シーズンもの納戸かクローゼット上部棚に収納
7サニタリー用品洗面化粧台の鏡の後ろに背面収納をつけると便利
8掃除グッズ掃除機の大きさをチェック
9新聞新聞の収納袋のサイズは20センチ×30センチ×高さ40センチ。所定の場所を確保
10ごみ箱ごみ回収の間にどれだけごみが溜まるのかをチェック。ビルトインタイプがお勧め。


家づくりは、家族の団らんをどうつくるのかが大事です。ですから、団らんをつくるために収納をどうすればよいのか考えてください。納まるところにスッキリ「モノ」が納まっていれば、収納でイライラすることなく、とても気持ちの良い空間ができ団らんも弾みます!

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■収納はどう考える?
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