キッチンでよくある失敗例

コンロ前にガラスの壁は、開放感は出るけれどデメリットもある

コンロ前にガラスの壁は、開放感は出るけれどデメリットもある

キッチンを開放的な空間にしようとして、コンロの前にガラスの壁をつくったとします。

ガラスはキッチンごしの視角を広げてくれたものの、思ったよりもガラスに付着する油汚れ等が目立ち、掃除するのが大変! ……こんな失敗もありえます。

 

広さ、収納、設備、内装……盲点は意外と多い!

失敗したから次は頑張ろう、とはいかないのがマイホーム。だからこそ失敗した先輩から学んでおくべきです。

首都圏新築マンション契約者動向調査(リクルート、2008年)によると、購入を思い立ってから契約するまでの期間は、3~4カ月で26%と最も多く、次いで2カ月以内が21%と、契約するまでの期間が意外と短いことが分かります。

マンションと一戸建てでは違いますが、こだわりや家に対する重いなどをしっかり確認することが大切です。失敗が起こりやすい箇所は、確認が十分にできていないところです。

では、どのような箇所で失敗しているのでしょうか。主なところを取り上げてみました。

広さの失敗例

1. 実際リビングに家具を入れたら、テレビとの距離感が悪かった。
2. リビングのドアと収納扉のドアがぶつかる。
3. キッチンでポット、炊飯器、電子レンジの置く場所がない。
4. 寝室にベッドを置いたら、狭くて通路が取れない。
5. 駐車場が狭く、玄関まで行きづらい。また自転車を置くスペースがなかった。

【参考】 家づくりの寸法単位はわかりやすく“cm”と“畳”で

収納の失敗例

6. クローゼットは広いが扉が狭くて出し入れに不自由する。
7. 掃除機を置くスペースを考えなかった。
8. 床下収納が深すぎて使いづらい。
9. 収納スペースをたくさんとったので婚礼家具が要らなくなった。
10. クローゼットに布団を入れようとしたが入らない。90cmとっておけばよかった。

【参考】 「収納に困るモノ」とその収納法

設備・内装の失敗例

11. 床暖房のスイッチをリビングとダイニングに分けて切りかえられるようにすべきだった。
12. 内装の柄が意外とうるさかった。
13. ケーブルテレビ、LANについての打ち合わせをしなかったので、パソコン利用が不自由。
14. タンスの後にコンセントがきてしまった。
15. 照明が少なかった。逆に明るすぎる。
 
【参考】 内装設備のチェックポイント

間取りの失敗例

16. 洗面室は床下側とキッチン側の両方からの出入口をつけたがその分壁がなくなり、バスタオルをかける壁がなくなった。
17. エアコンの位置と吹抜けの位置関係が悪く冷暖房の効率がよくない。
18. 隣との窓の位置が同じになってしまった。
19. ダイニングの真上に2階のトイレ室があり、心理的にいやな感じがする。
20. ロフトを設けたが、窓も換気もなく、夏は灼熱状態。
21. 居室の風通しはよいのだが廊下や階段は全く考えなかった。こもった空気の臭いがする。
22. 2階南側にバルコニーをつけたが、その分1階リビングが暗くなってしまった。

【参考】 「熱の出入り」をどう抑える?

音トラブルの失敗例

23. 生活時間がズレる時は2階の音は多少なりとも遮音を考えておきたい。
24. 吹抜けを設けたが音が筒抜けで聞こえてくる。
25. 隣に公園があるので静かだと考えていたら夜遅くまで話し声が聞こえる。
26. 応接室をオーディオルームとしても使うので防音にしたが、隣からクレームがきた。音は人によって様々に知覚される。
27. トイレの排水の音がうるさいので調べたら配管計画が悪かった。

生活する上での失敗例

28. 車で土地を見に来ていたので坂が意外と急なことに気がつかなかった。
29. 最終バスが早くタクシー代がかかる。
30. 町内の掃除当番があり、共働きなので有給をとらざるを得ない。

【参考】 〈部屋別〉ポイントと対策 家庭内事故をプランに生かす

以上、30項目を挙げてみました。もちろんこれ以外にもたくさんあると思います。例えば対人関係やお金のトラブルです。

失敗しないためには、「自分たち家族の優先順位を整理しながら打ち合わせていくこと」です。また、家づくりにおいては細かいところばかりに気がとられ、全体のバランスを失うこともあります。「常に全体のバランスを気にしながら、ともに話し合いのできる専門家と出会って進めていくこと」が重要です。

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