今回は、そんな真夏の住まいにムッと漂う異臭の原因となりがちな「寝具を含めたファブリック全般」のケアにフォーカス! 臭わない夏のために出来ること、ひとつずつ実行してみませんか?
1.梅雨前に洗濯していないなら今すぐ!「カーテン」
「夏本番!カビシーズンは終わった!」と安心するのはまだ早い。ホントはここからが勝負なんです
できれば入梅前に冬場のホコリや、ホコリに含まれている胞子状のカビを洗濯した落としておきたかったところ。でもそれがまだなら、梅雨明け直後がチャンスです!
カーテンのケア詳細については「カーテンお手入れの基本」をご参照ください。
2.季節に合わせたカバーに換えたい「クッション」
くつろぎタイムに傍にあるクッション……そのうたた寝の証拠がシミに?!
「カバーを洗濯しちゃうとその間クッションが使えない」というかわいい理由で先延ばしにされているケースが存外多いのですが、最低限半年に一度ぐらいは洗濯しましょう。
季節替えで毛足の長いカバーを麻(リネン)などに交換すると、目にも涼しくニオイも消え、一石二鳥です。
3.保管しながら意外と臭う「テーブルクロス」「ランチマット」
子どもはこぼすのも仕事のうち? でもこういうちょっとしたニオイの元が住まいを居づらくしてしまうので要注意
例えば赤ちゃんのスタイ(よだれかけ)や食べこぼしのある子ども服などでもそうなのですが、食べ物汚れのある布ものは洗っても洗ってもニオイが残りがちなのです。
「洗濯→漂白→洗濯」というサンドイッチ方式で入念に洗って後に乾燥機にかける方法も有効ですが、むしろこれらの使用頻度を高め常に洗うか使うかする、というのも逆にニオイ対策になります。お試しを!