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県民性で探す田舎暮らしシリーズ。
今回は、新しいモノに目がない神奈川県をご紹介。「神奈川県人」の体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。
都会の気風+田舎の純朴さが神奈川の県民性
文明開化の発祥地という自負が強く、異文化や価値観の違いを認める寛容さはありますが、徹底した個人主義者といわれています。気さくで来るものは拒まずですが、気に入らなければすぐに離れてしまうのが神奈川県の県民性。しかし、それを補っているのが、根っからのおおらかさのようです。古くは武家政治が行なわれた鎌倉、中世関東武士団の中心であった城下町小田原、江戸っ子の遊山地としての江ノ島・鎌倉など。また明治以後は、横浜が東京の外港として発展し、鎌倉・逗子が東京人の別荘地に、箱根が遊山地になって繁栄し、県民性の中に定着しスタイリッシュな都市型人間を育てたようです。
近年には、東京の郊外として発展し「埼玉都民」「千葉都民」と並んで、「神奈川都民(神奈川県に居住し、東京都区部に通勤・通学する人)」と呼ばれる新住民も増えています。千葉,埼玉と異なる点は,神奈川県民は東京にコンプレックスを持っていないところ。しかもライバル意識や対抗意識も強烈で、権威への反骨精神もあるようです。
全県的にセンスを重視し、新しモノ好きでクヨクヨしないという気質。特に横浜生まれの人は誇りを持ち、自分たちを「ハマッコ」と呼び、社交的で開放的であり先取的な気風が強いようです。合理的な都会的気風で個人主義を尊重するものの、地元住民のつながりは強固で「江戸っ子は三代、横浜は三日住めば浜っ子」といわれ、移住者に対しても気さくに付き合う屈託のなさが伺えます。
神奈川の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?
◆神奈川県のプロフィール
横浜のみなとみらい21、湘南の若大将(加山雄三、懐かしき!)やサザンオールスターズなど、映画や歌、マスコミに作り上げられた、海・太陽・若者といったイメージが県下を覆う神奈川県。しかし、トレンディなイメージはその周辺だけが強く、足を伸ばせばローカル色豊かな「田舎」も見つけることができます。
東京に隣接しながらも、山あり、川あり、海ありと豊かな自然にも恵まれた魅力あふれる神奈川県。横浜、川崎を中心とする都市部、緑豊かな山並みに抱かれた西部、相模川を中心とした中部、美しい海岸線が連なる湘南や三浦半島など、各地域がそれぞれ特色のある歴史と風土に彩られています。
首都圏の一角に位置し、全県域が東京100キロメートル圏内。洗練された都会がある一方、緑豊かな自然にも恵まれ、都心へのアクセスも良好な神奈川県。ちなみに神奈川都民は100万人といわれます。
普段は田舎で暮らし、気が向いた時にふらりと街に出かけて行くといった田舎と都市を気軽に行き来し両方を楽しめる、快適ピンポン生活が可能になります。例えば、無農薬の野菜づくりや趣味ざんまいのカントリーライフ。週末は夫婦一緒に大都会・東京でコンサートを楽しむアーバンライフ。こんな多様な生活シーンを実現してくれるのではないでしょうか。
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