艶やかで華やかに桜をコーディネート
華やかなイメージのシノワズリ。黒や金色がゴージャスな印象です。 |
コーディネートの中心には御所車に桜を初めとした数々の花を描いた飾り扇。行灯や黒の塗りの小物入れといったシノワズリテイストの小物一緒に配しています。箪笥や飾り扇子が華やかなので、桜はうるさくなりすぎないように、小物入れの中に、ボリューム感を抑えて飾っています。箪笥や小物入れなどに使われている黒やゴールドが大人の豪華さを感じさせます。更に、扇の中でも目立つ朱色や行灯のフレームの色が、華やかなイメージを強めています。大人の女性の持つ艶やかさには、光沢がある質感がよいでしょう。中国箪笥や扇の柄、小物入れの塗り仕上げや陶器がツヤ感を感じさせ艶やかな印象にしています。
このコーディネートでは、シノワズリのインテリアスタイルの中に、和風のアイテムである扇を取り入れてみました。違ったインテリアスタイル同士のアイテムを使う場合には、色や質感、デザインの共通性を見つけていくと違和感なく組み合わせることができます。
左:空間をより華やかな印象にしている飾り扇子。和のイメージですが、色や質感を考えて使えばオリエンタルな雰囲気にもぴったり。右:こちらは、扇一面に桜の花。金色と赤の組み合わせが華やかでゴージャスな扇子です。サイズ/9.5寸(約29cm)になります。(写真:舞扇堂祇園店) |
ふんわりと軽やかな桜をコーディネート
上:サイドテーブルもギャラリースペースとしておススメ。ダークな色のテーブルに刺繍の入ったテーブルクロスを掛けて明るい印象に。ピンクとホワイトのキャンドルを浮かべて桜の窓辺に。下:キャンドルを点すと穏やかな雰囲気に。桜の思い出をフォトフレームに入れて飾れば、話も弾むのでは。 |
優しくエレガントなイメージには、明るく柔らかな高明度低彩度のペールトーンやライトトーンが似合います。薄いピンクやウォームホワイトに若葉を思わせる淡いグリーンを使い、軽やかな春のイメージになっていますね。磁器の花瓶やフォトフレームの柔らかな光沢感は、エレガントな雰囲気にぴったりと合います。アロマキャンドルを浮かべた器はガラス素材。ガラスの冷たさをインテリアに取り入れるには、春はまだ早すぎます。ファブリックや包装紙などを使ってガラスを包み込み、優しげな雰囲気に変えてしまいましょう。
今回、いろいろなキャンドルをコーディネートで使ってみました。このほかにも素敵なキャンドルが沢山あります。春の宵には、桜と一緒にキャンドルの光や香りも楽しめるといいですね。
左:フローティングさくら&フラワーカップ。可憐な桜を模ったこんなキャンドルもあります。グラス付きですが、お部屋のイメージに合わせた器を選んで。右:ルミナエサクラピラー。ほのかな桜色のキャンドルと中のLEDが織りなす新しいキャンドル。桜と共に光を楽しんではいかが。(写真:左右ともYOKOHAMAファニチャー) |
いかがでしたか。桜の飾り方もいろいろあります。お部屋のインテリアスタイルやご自身の持つ桜のイメージを良く考えて素敵にコーディネートしてくださいね。
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パリ発!インテリアを彩るオリジナルアート→All Aboutカラーコーディネートより。ギャラリースペースは絵画もいいですね。桜にあうアートが見つかるかもしれません。