照明器具を選ぶ際に、デザインだけではなく、どんなランプを使っているのかもチェックしていますか?「あなたの一票」でお使いのランプを尋ねたところ、70%の方が蛍光ランプを使われていました。省エネ効果も高い蛍光ランプですから上手にインテリアに取り入れていきたいですね。照明選びの基礎知識として 今回はイマドキの蛍光ランプ事情をご紹介します。

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いろいろできます!省エネ計画のポイント 省エネ&快適の照明計画→All About 環境を考えた住まいより。環境にもお財布にも優しい蛍光ランプのことはここでチェック!

蛍光ランプもスリム化時代

蛍光ランプ
上:従来の蛍光管。ランプの太さは29mm。(商品名:クリアZ 東芝ライテック(株)
下:細くなっている蛍光管。ランプ太さはなんと16mm!(商品名:ネオスリムZ 東芝ライテック(株)

家電売り場のランプコーナーには丸型、直管形や白熱ランプ型の蛍光ランプ等、いろいろな形の蛍光ランプが置かれていて選ぶのに迷うことはありませんか。今、蛍光ランプは省エネや省資源といった点でいろいろな工夫をされた商品が増えています。
例えば右の写真のようにぐっと細い蛍光ランプ(FHC)。このランプの管径は16mmです。従来の従来の丸型蛍光灯の管径は29mmですから、ぐっとスリムになっていますね。

このFHC型ランプは、
  • 専用インバーターとの仕様により明るさが増して省エネ効果がある。(※8~10畳クラスの器具 エネルギー消費効率91lm/W)
  • 蛍光灯の寿命が長持ち12000時間。1日6時間の点灯ならば約5年間は取替えなし。
  • 細くなったためガラス管などの材料の省資源化。
といったメリットがあります。

ぐるぐる巻きの蛍光ランプ

蛍光ランプ
ぐるぐると2重螺旋になった蛍光ランプ!この管の太さは20mm。(商品名:ツインパルック蛍光灯 松下電工(株)
他には、蛍光ランプが細く長くなったもの(FHD) もあります。このランプの特徴は、
  • 蛍光管が細く長くなったためランプの発光面積が増えて、明るさが増す。(※8~10畳クラスの器具 エネルギー消費効率102.7m/W)
  • 蛍光灯の寿命が長持ち12000時間。1日6時間の点灯ならば約5年間は取替えなし。
  • 100%→60%→10%→0%と段調光が可能のため、必要に合わせて調光できる。
といったメリットがあります。

FHC型もFHD型も、従来の蛍光ランプにくらべて器具効率が良くなり、同じワット数でも明るさ感が増していますから、明るさを必要とする高齢者の部屋などにもおススメです。また、ランプ寿命が長いので、ランプ交換の手間が省け、ランプ代の節約にもなってきますね。

※(株)東芝ライテック調べ
エネルギー消費効率とは、消費電力1W( ワット)あたりどれくらいの明るさlm(ルーメン)が得られるのかということ。この数値が高ければ効率のよいランプといえます。省エネ法では、72W以上の蛍光ランプでは81lm/W以上が求められています。

ペッタンコになった照明器具

薄いランプ
上:シンプルなフォルムの照明器具。この器具の高さは105mmと超薄型。天井をすっきりと見せたいときにぴったりです。(商品名:FSH90052SEL 東芝ライテック(株))
下:電球色と昼白色の両方がセットされ、雰囲気に合わせて切り替えることができます。この器具の高さは115mm。(商品名:FVH14095RN 東芝ライテック(株)
このようにランプが細くなったため、照明器具も薄くデザインすることができるようになりました。FHCタイプを使った照明器具では高さ100mm程度の商品も出ています。
このような薄型照明器具は、
  • 天井の高さが低いため、照明器具のボリュームを抑えたい。
  • ダウンライトのように埋め込み照明は構造上できないが、できるだけ天井面をすっきりみせたい。
といったようなときに有効です。また、照明器具によっては天井面に光があたるものもあります。埋め込み照明のように天井面をすっきりとみせながらも、天井面への光の広がりが欲しいといった時にも、このような薄型照明器具を検討してみてもいいですね。

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