生後8ヶ月の赤ちゃんの成長と生活・育児のポイントは?

8ヶ月の赤ちゃんの成長は?

8ヶ月の赤ちゃんの成長は?

■生後8ヶ月の赤ちゃん・目次■

【ハイハイ】おすわりが上手になり、ハイハイを始める赤ちゃんも

はいはいのスタイルは赤ちゃんによっていろいろ

はいはいのスタイルは赤ちゃんによっていろいろ

赤ちゃんは、支えがなくても、背を伸ばした安定したおすわりができるようになってきます。腹ばいから自分で体を起こしておすわりすることもできる赤ちゃんも。座ったままでいられる時間も長くなり、体をねじって後ろにあるおもちゃをとることもできるようになってきます。

おすわりが上手になる頃、はいはいを始める赤ちゃんも。はいはいのスタイルは赤ちゃんによっていろいろです。四つんばいになって、手足を交互に出して前に進むばかりではなく、後ろへ進んでしまったり、お腹を中心にぐるぐる回ったり、といろいろな動き方があります。中には、おすわりのままで、おしりをずらしながら進む赤ちゃんもいます。

おすわりから、はいはいをせずに、いきなりつかまり立ちをする子もいます。はいはいをしなかったからといって、手足が弱くなるとか運動能力が劣るということはないので大丈夫。気になるなら、つかまるもののない広いスペースで、好きなだけはわせてあげるとよいでしょう。

【離乳食】スプーンを持たせてあげたり、手づかみメニューの用意を

赤ちゃんが自分で食べたがる意志を大切にしてあげよう

赤ちゃんが自分で食べたがる意志を大切にしてあげよう

それまでは、ママに口まで運んでもらっていた離乳食ですが、このころから自分で食べたがるようになります。食べ物に興味を持って、手づかみで食べようとしたり、スプーンをいじったり、自分で持ちたがることも。そんな様子が見られたら、手づかみできるメニューを工夫したり、赤ちゃん用のスプーンやフォークを持たせてあげましょう。フォークに刺して持たせてあげると、口に運べる赤ちゃんもいます。

ちょっと目を離すと、手を出してこねくり回していたり、お皿ごとひっくり返していたり。食事のたびに、あちこち汚れて大変なことになることも。イライラする気持ちも分かりますが、食べることに意欲を持って、自分で食べようとすることはとても大事なことです。この時期にやらせてあげないと、自分から食べようとせずに、いつまでも、口を出して食べさせてもらおうとする赤ちゃんもいます。

床に新聞紙を敷き詰めたり、大きなビニールシートを敷いたり、食事エプロンをつけさせたり、汚れてもいい服装にするなど、こぼされてもいい環境を作りましょう。

【離乳食】できるだけ大人と同じ食生活リズムで3回食へ

食品の種類もかなり多くなってきますが、好き嫌いも出始めます

食品の種類もかなり多くなってきますが、好き嫌いも出始めます

離乳食の量も増えて、だんだんと2回食から3回食へと進んでいきます。食品の種類もかなり多くなってきて、食べものの好き嫌いが出てきます。嫌がって、口を開けないことや口から出してしまうこともあるでしょう。

好き嫌いも、赤ちゃんの食べ物への関心が深まった証拠ですし、自分の気持ちをママに伝えようとする行動のひとつ。無理強いすると、食べることが嫌いになってしまうことも。このころの好き嫌いは、はじめてのものや、今までと違う調理方法や味付けが原因のこともあります。調理方法や味付けを工夫して次の機会に与えると、すんなり食べてくれることもあります。

3回食になると、大人と同じ食生活リズムにすることができます。こぼしたり食べさせるもが大変と、赤ちゃんだけ別な時間に食べさせてしまうのではなく、できれば赤ちゃんも家族一緒の時間に食事できるといいですね。会話しながら家族と一緒に囲む食卓が、楽しい時間であることを赤ちゃんにも実感させてあげましょう。

【自我】全身を使って自分の気持ちを伝えてきます

心も大きく発達し、自分の気持ちを、声や身振り手振りなど、全身を使って伝えてきます。希望がかなえられないと泣いて怒ったり、手足をバタバタさせて大声を出したりなど、自己主張をするようになります。

抱っこしてほしいときには、腕を伸ばして「ダーダ、ダー」とせがんだり、おもちゃが思い通りにならないときは払ってしまったり……。

ママは大変ですが、これも成長の一段階。赤ちゃんの要望にはできるだけこたえ、いけないことはきっぱりと「ダメ」と答えましょう。ひとつひとつ対応することで、赤ちゃんは、「ママは自分のことを受け止めてくれるんだ」と実感し、安心や信頼を深めていきます。

【安全対策】グッズに頼るだけでなく、「危ないよ」という声かけも

細かいものや危険なものは片づけて、危ないところにはガードを

細かいものや危険なものは片づけて、危ないところにはガードを

はいはいを覚え、自分で移動して探究心を満たすことができるようになった赤ちゃん。行動範囲が広がるに従って、転倒や落下、誤飲やケガなど、家の中での思わぬ事故が増えてきます。

転倒や落下のおそれがあるところや、触ると危ないものが多い場所には、ベビーゲートのようなもので、近づけないようにしておきましょう。また、テーブルクロスや電気コードのように、引っ張りやすいものも危険です。

赤ちゃんの視線になって、家中を総点検しましょう。はいはいの低さで見ると、いろんなことを発見します。コンセントの位置は赤ちゃんの目の高さですし、引き出しの取手や家具の角が頭の位置にあったり、指が入る程度のすき間があったり、ママのヘアピンが落ちていたり、隅に綿ぼこりが固まっていたり……。

細かいものや危険なものは片づけて、危ないところにはガードを。専用の事故防止グッズを利用してもいいですし、手づくりや家にあるもので工夫してもいいでしょう。

ただし、どんなに便利であっても、グッズに頼るだけではダメ。「そこは危ないよ」「熱いからさわらないでね」と、そのたびに声をかけることも大切です。ママの表情や声からも、赤ちゃんは危険を学んでいきます。

【遊び】体力が必要な遊びこそ、パパの出番!

体がしっかりとしてくると、全身を使った遊びができるようになります。赤ちゃんもダイナミックな遊びが大好き。

抱っこしたままで、立ったり座ったり大きくゆっくりゆらゆらしたり、床すれすれまで赤ちゃんの体を倒してすれすれのところで戻したり。「はいはいでの追いかけっこ」や、おんぶして「汽車ぽっぽ」ごっごも大喜びでしょう。寝転んで足の上に赤ちゃんを乗せて、赤ちゃんのわきをささえたまま、足を上下させる「ひこうきぶ~ん」遊びは、「キャッキャ」とよろこんで何度もせがんでくることでしょう。

体力が必要な遊びこそ、パパにぴったり。スキンシップしながら遊んでいると、日々、赤ちゃんの体力や成長を実感できることにもつながります。赤ちゃんと、思いっきり遊びましょう。  

月齢別・赤ちゃんの成長と生活・育児のポイント


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。