書庫と菜園のある家
モルタル櫛引き仕上げの淡い墨色の外壁と、アルミサッシュの窓が端正な表情を作る。片流れの屋根はガリバリウム葺き |
40代のご主人と30代の奥様が家を建てるにあたって、ご主人が望まれたのは「仕事柄どうしても必要になる膨大な数の本が納まる書庫」でした。奥様は「農を中心にした地に足のついた暮らしのために」と、菜園にもなる庭を希望されました。建物の占める面積は敷地の約6割。建物を隣地の北西に寄せることで、道路に面した2方向に広い庭を配した、余裕のプランニングです。
◆建築家プロフィールと建築データ