初めてのこの家を見たときに、杉板の肌合いの残る濃いグレーのコンクリート打放しの印象から、きっと還暦を過ぎた老夫婦の「終の棲み家」なのだと勝手に思い込んでいました。ところが設計者の瀬野さんから「住むのは30代の若夫婦ですよ。」と教えられてビックリ。



黒いコンクリートのPot


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外観
上/正面からの眺め。この後、屋上には手すりが取り付けられた。下左/南側の2階奥には小さなベランダが設けられている。下右/北側のコーナーには階段室のジャロジー窓がある。


[U-pot]というニックネームは、建て主夫婦のイニシャルと「都市(=Urban)の人達の心の潤いになる、気になる何かを注ぐPotでありたい。」という建築家の願いを込めて付けられたのだとか。三角のコンクリートの塊の上に、小さな円錐の塔屋が乗った姿は、とても微笑ましい。

◆建築家プロフィールと建築データ