ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダーの基礎

どのぐらい必要?レコーダーのハードディスク容量(3ページ目)

ハードディスクはDVD・HDDレコーダーの録画時間を決める重要なパーツです。ここでは録画モード、アナログ、デジタル放送での録画容量の違い、どんなユーザーならどの程度の容量が必要なのか?を紹介します。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

注意!ハードディスクいっぱいは録画できない

レコーダーのハードディスクには、録画映像だけを保存するわけではありません。パソコンのようにレコーダーの処理のための作業領域が別途必要になります。そのため、容量いっぱいに近く映像を保存すると、動作がおかしくなることがあります。この作業領域は機種や処理によって変わりますが、ハードディスク容量の9割程度しか録画には使えないと考えるのが無難です。

特に問題になるのは2つの番組を同時に録画するW録画の場合です。たとえば東芝のRD-XS38/48でハードディスクにW録画する場合、30GB以上の空き容量がないとW録画ができません。


レコーダーのカタログを見るときは、これに注意

ここまでアナログ放送時、デジタル放送時の録画画質と必要なハードディスク容量について説明してきました。これを頭に入れてからカタログやメーカーWebサイトを見れば、録画時間の説明が理解できるでしょう。それらの最大録画時間を見るときに注意すべきは、それがどんなクオリティの録画モードなのか?ということです。

カタログなどではいろいろな録画モードでの最大録画時間が表記されています。しかし、アナログ放送のLPモードレベルのクオリティが視聴には最低限だと考えるべきです。メーカーや機種によっては、非常にクオリティの低い録画モードでの録画可能時間を最大録画時間としてアピールしている場合があるので要注意です。最大録画時間は録画モードとあわせて判断するように注意しましょう。

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