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神奈川県の子ども医療費助成を比較!2010(2ページ目)

神奈川県内の各市町村で実施している子どもの医療費助成について2年ぶりに調査しました。前回調査からわずか2年で子育て支援が大きく前進しています。神奈川の子育て世代は要チェック!

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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主に通院の助成期間と所得制限の有無で細かくグループ分けしてみました。

■Aグループ(小学6年まで通院も助成+所得制限なし)
箱根町 、中井町

どの市町村が子育て支援に積極的なのかな?

どの市町村が子育て支援に積極的なのかな?

2つの町が神奈川県内で最も充実した助成内容となりました。小学6年まで通院・入院ともに医療費負担がないのは、子育て世代にとって魅力な制度です。ただ、東京23区などと比較すると、まだまだ拡大の余地はあります。今後の更なる拡大を期待しましょう。
※中井町は所得制限についての記載がなかったのですが、2年前の調査で所得制限がなかったので、このグループに入れました。

■Bグループ(小学6年まで通院も助成+中学1年から所得制限あり)
海老名市藤沢市山北町清川村

小学6年までは箱根町や中井町と同様に入院・通院ともに自己負担や所得制限がありません。ただ、中学の3年間は入院のみの助成で所得制限もあります。横浜や川崎のような大都市よりも箱根、中井、山北、清川などの小規模な町や村の方が子供の医療費助成に積極的なようです。

■Cグループ(小学6年まで通院も助成+小学1年から所得制限あり)
鎌倉市

鎌倉市は平成21年10月に助成対象を拡大し、通院への助成を小学3年までから小学6年までにしています。

■Dグループ(小学6年まで通院も助成+1歳から所得制限あり)
大磯町大和市(平成22年7月から)

大磯町も平成21年10月に助成内容を拡大し、通院への助成が小学校就学までから小学6年までへ大幅に変わりました。大和市は、現状では通院の助成が小学校就学までとなっていますが、ホームページには既に7月から小学校卒業まで対象を拡大すると記載してあります。ただ、所得制限は1歳からあるので、対象者は限られそうです。

■Eグループ(小学4年まで通院も助成+小学5年から所得制限あり)
愛川町

愛川町は平成20年10月に助成対象を拡大し、通院への助成を小学校就学までから小学4年までにしています。

■Fグループ(9歳まで通院も助成+10歳から所得制限あり)
厚木市

満9歳(10歳に達する月の末日)までは通院も助成対象となっています。例えば5月生まれなら、小学4年の5月末日までが対象期間となります。

■Gグループ(小学3年まで通院も助成+所得制限なし)
綾瀬市

2008年の段階では医療費助成に力を入れているとは思えなかった綾瀬市ですが、その後、かなり前向きに推進してきているようです。

■Hグループ(小学3年まで通院も助成+小学4年から所得制限あり)
二宮町

■Iグループ(小学3年まで通院も助成+小学1年から所得制限あり)
平塚市

平塚市は平成21年4月に助成対象を拡大しています。

■Jグループ(小学3年まで通院も助成+1歳から所得制限あり)
相模原市座間市寒川町

相模原市は今年の4月に神奈川県で3つ目の政令指定都市になります。医療費助成については先輩格の横浜市や川崎市よりも既に手厚い内容となっていますが、今後も内容の更なる充実を期待しましょう。

■Kグループ(6歳まで通院も助成+所得制限なし)
秦野市

通院は6歳(7歳の誕生月の末日)まで対象なので、例えば5月生まれなら小学1年の5月末日まで対象となります。つまり、小学校就学までとしている場合より数ヶ月助成期間が長くなります。

■Lグループ(6歳まで通院も助成+7歳から所得制限あり)
伊勢原市

■Mグループ(6歳まで通院も助成+小学1年から所得制限あり)
葉山町


横浜市や川崎市はどうなっている!?その他の市町村は次のページで!
 

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