スパム対策3. メールアドレス内にダミーの文字列を追加する方法

迷惑メールを防止するのではなく、迷惑メールの送信先にされても構わなくするアプローチでのスパム対策として、掲載するメールアドレスの中にダミーの文字列を追加しておく方法があります。
 
メールアドレスの中にダミーの文字列を含ませておく方法

メールアドレスの中にダミーの文字列を含ませておく方法


本来のメールアドレスが「example@example.com」のとき、「-ABC-」などのダミー文字列を途中に挿入して「example-ABC-@example.com」として掲載しておく方法です。そのまま送信されると困るので、ダミー文字列を削除してから送信して欲しい旨を書き添えておきます。

この場合、「example-ABC-@example.com」というメールアドレスが収集されてしまっても困りません。そんなメールアドレスは存在しないわけですから。

【このスパム対策の目次】  

メールアドレス内にダミーの文字列を追加するメリット・デメリット

メールアドレス内にダミーの文字列を追加するメリット
自動収集されても問題がないので、a要素を使ってリンクにできます。閲覧者はクリックするだけでメーラを起動できるので操作が楽でしょう。

メールアドレス内にダミーの文字列を追加するデメリット
ダミー文字列が含まれていることに気付かずに、そのまま送信されてしまうとメールが届きません。また、そもそも「-ABC-という文字列を削除して送信して下さい」という指示の意味を理解してもらえない可能性もあります。

なお、自分自身には問題がなくても、メールサーバには迷惑がかかります。ダミー文字列が付加されたメールアドレスが収集されて迷惑メールの送信先リストに加われば、宛先不明のメールがメールサーバに多数届くことになります。すると、その度にメールサーバはエラーメールを返すため、サーバに余計な負荷がかかってしまいます。

 

メールアドレス内にダミーの文字列を追加する書き方

挿入する文字列は「-ABC-」でなくても何でも構いません。例えば「-NOSPAM-」という文字列を加えると、以下のようなHTMLソースになります。
 
<a href="mailto:example-NOSPAM-@example.com</a>
   example-NOSPAM-@example.com
</a>
※「-NOSPAM-」という文字を削除して下さい。

上記のHTMLソースは「example-NOSPAM-@example.com」のようにクリック可能なメールリンクとして表示されます。

メールアドレスには使えない文字を含めておく
ダミー文字列の存在に気付かずにそのまま送信されてしまうのを防ぐには、メールアドレスに使えない文字をダミーとして含めておく方法もあります。
 
<a href="mailto:example~※ABC※~@example.com</a>
   example~※ABC※~@example.com
</a>
※「~※ABC※~」という文字を削除して下さい。

上記は「example~※ABC※~@example.com」のように表示されます。メールアドレスには使えない全角文字が含まれているため、そのままメールを送信しようとしてもメーラが拒否してくれるでしょう。

ただ、どの部分を消せば正しいメールアドレスになるのかが分かりやすくなるため、少し賢い自動収集プログラムなら対処できてしまうかもしれません。

 
次に、CSSで「@」記号を挿入してメールアドレスに見せる方法をご紹介いたします。