※この記事は、「絶対できる!自宅PCでCGIの実行環境を構築」から続いています。
前回は「AN HTTPD」を使ってWindows上でウェブサーバの機能を実現する方法をご紹介しました。 今回は、そこでCGIも実行できるようにする方法をご紹介いたします。
Windows上でCGIを動かすには
さて、Windows上でCGIを動かすには、ActiveState社が無償で配布している「ActivePerl」(アクティブ・パール)というソフトウェアをインストールします。
CGIはたいていPerl(パール)というプログラミング言語で記述されています。 しかし、Perlで記述されたプログラムは、Windows上では実行できません。 そこで「ActivePerl」をインストールします。それによって、Perlで書かれたプログラムが実行できるようになります。
手順はとても簡単です。
この記事でご紹介するとおりに操作すれば、あっという間にセットアップは完了します。
簡単な概要は以下の通りです。
必要な手順
- ActivePerlをインストールする
- 必要なPerlモジュールをインストールする
- AN HTTPDでCGIを動かしてみる
■1.ActivePerlをインストールする
ActivePerlをインストールするには、ActiveState社のホームページからインストーラをダウンロードして実行するだけです。 設定する項目はなく、ただひたすら「Next>」ボタンをクリックしていけばインストールは完了します。
■2.必要なPerlモジュールをインストールする
基本的なモジュールは最初からインストールされていますので、掲示板CGIなどの基本的なCGIは、たいていそのままで動作します。 しかし、ブログツールなどの大きなCGIを動かすためには、追加でいくつかのモジュールをインストールしなければならない場合があります。
その場合には、ActivePerlと一緒にインストールされる「Perl Package Manager」というソフトウェアで簡単にインストールできます。
(不要ならこのステップは飛ばせます。)
■3.AN HTTPDでCGIを動かしてみる
最後に、うまくCGIが動作するかどうか試してみましょう。
以上の手順で、Windows上でCGIを動かすことができるようになります。
1.ActivePerlをインストールする
それでは、早速ActivePerlをインストールしてみましょう。