自動車保険/自動車保険関連情報

自動車保険 得する!契約テクニック 記名被保険者編

自動車保険に加入する際、「車を主に運転する人はどなたですか?」という質問を目にします。主に使う人=記名被保険者となり、保険料の決定に影響がでます。例えば夫婦や家族間で使用頻度が同じなら、よりオトクになる人を記名被保険者にしましょう!(※記載の内容に説明不足な点があると読者の方にご指摘いただきました。ご指摘を謙虚に受け止め、陳謝するとともに記事を修正いたします。2011年3月16日)。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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誰がその車を最も使っていますか?

自動車保険料は「記名被保険者」によって値段に差がでます。車の使用頻度が同じぐらいなら、オトクになる人を選びましょう。

自動車保険料は「記名被保険者」によって値段に差がでます。車の使用頻度が同じぐらいなら、オトクになる人を選びましょう。

一般的な保険会社の場合、記名被保険者は『保険契約する車を日常、主に運転される方の中から1名』と定義しています。つまり、夫婦や家族間で同じぐらいの使用頻度といった場合、旦那さんでも奥さんでもお子さんでも記名被保険者になれるわけです。この記名被保険者を誰にするかによって保険料が変わってきます。

例えば以下のようなケースで保険料に差が出てきます。
  • ゴールド免許証 アリ<ナシ
ゴールド免許を持っている人の方がオトク! もし次の書き換えでブルー免許になることが決まっていても、現時点でゴールド免許なら割引が適用されます。
  • 使用目的  日常レジャー<通勤・通学
ご主人が通勤で使い、夕方から奥さんが買い物に出かけるといった場合、日常・レジャー使用の奥さんを記名被保険者にすればオトク! ただし通勤で15日以上使用しているのに日常レジャーにすると、万一の事故で保険金支払いの対象外となってしまいます。くれぐれもご注意ください。
  • 年齢条件 35歳以上<30歳以上<26歳以上<21歳以上<全年齢
30歳以上は10歳刻みで割引に差が出ます(損害保険料率算出機構の参考純率の場合)。なかには35歳以上の区切りを設けている保険会社もあります。年齢条件を有効活用するなら、26歳以上、30歳以上、35歳以上、40歳以上…という具合に年齢が上の人を記名被保険者にすればオトク! 通常、年齢が上になるほど安くなりますが、60歳以上70歳未満、70歳以上の年齢区分が高くなる保険会社もあります。

おもに使う人が変わった場合

上記のようにオトクになる条件は様々。試算が可能な場合には、記名被保険者をあれこれ変えてみて計算するのもオススメです(ただしあくまで使用頻度が同じ、使用目的のルール内というのが条件)。
なお現在の記名被保険者が「もう車に乗らなくなった」「使用頻度がほかに使う人より減った」という場合は、記名被保険者を変更する必要があります。

変更の条件は「記名被保険者の配偶者」「記名被保険者または配偶者の同居の親族」のいずれかのみ。例えば「記名被保険者は旦那さんになっているが実際は使わず、別居の未婚の子供が日常使用している」…などという場合は、保険が機能しない事態も考えられます! 保険料も大事ですが、イザという時にしっかり保険が使えることを念頭において保険を契約しましょう。


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